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社外取締役メッセージ

取締役 監査等委員(社外取締役)
和田 浩子氏

企業理念「NOLA & DOLA」の実現に向けて、自ら築いたピークを乗り越えるチャレンジを

ユニ・チャームの社外取締役を拝命し、4年目になります。高原社長のリーダーシップの下、中長期の大綱戦略を立て、各事業部門、各機能部門の戦略とアクションに落とし込み、一丸となって目標に邁進する仕組みは、素晴らしい成果を生んでいます。チャレンジを要する事業展開が、着実にグローバル化の成果を上げています。

当社の企業理念「NOLA & DOLA」の実現は、世界のより多くの人々に当社の商品を使っていただくことで達成されます。海外では、すでにNo.1の地位を獲得したブランドが数多くありますが、さらなる市場成長を当社が牽引し、より高い売上や利益を得ることができるチャンスがあります。

このチャンスをつかむための最初のトリガーは、もっと多くの消費者に当社のユーザーになってもらうことです。今までの成功体験をなぞるだけでは、自ら築いたピークを乗り越えることはできません。成功体験が邪魔になる時があります。それは新しいやり方や新しいアイデアを阻害する時です。No.1のポジションにいるのであれば、自らチャレンジしなくては変わることはできません。目下、海外の消費者を誰よりも深く理解し、それを商品戦略、マーケティング戦略に活用するための改革が進行しています。良い結果をもたらすように、私の立場から適切に支援しながら、見守っていきたいと思っています。

取締役 監査等委員(社外取締役)
杉田 浩章氏

経営能力を磨き続け、社会への新たな価値創造を実現し続けることに期待

ユニ・チャームの経営の素晴らしさは、「事業活動を通じて社会に貢献すること」であり、その考え方は長らく変わっていません。そして、ますます深く浸透していると思います。企業の存在意義であるパーパスとして「SDGsの達成に貢献する」ことを掲げ、それを企業理念である「NOLA & DOLA」という、人間中心主義で未来志向のビジョンの下、その実現に向けた本気の取り組みを続けている企業です。そして「共振の経営」というバリューを浸透させることで、グローバルで働く約1万6千名にパーパス、ビジョンの共有と実践への一体感の醸成をしつこくやり続ける経営手法は称賛に値します。

しかし、世界はコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など先の読めない大きな事変と、それらに端を発するデジタル活用の進展、デカップリング、資源の高騰など、経営に影響を及ぼす大きなインパクトが予想以上のスピードで押し寄せてきます。今後も継続していくVUCAの環境に適合できる経営能力の有無が、企業の将来はもちろん、社会への貢献という点で大きな差を生み出していくものであると思います。

ユニ・チャームの優れた経営能力である「変化対応力」「原因自分論」に根差した強いオーナーシップ、そして「四つの心の病気」への戒めに代表されるチャレンジ精神を常に忘れず、過去の成功に慢心しない意識の醸成など、当社が大切にしてきた価値観は、これからの時代にますます重要になると確信しています。

その経営能力をさらに磨き続け、社会への新たな価値創造を実現し続けることを期待しています。

  • 四つの心の病気
    1. 自惚れ:自己を過大評価して、改善・変化不足や天動説になっていることに気付かない。
    2. 驕り:成果と自分の能力のギャップに対する認識不足。
    3. 甘え:自分の果たすべき役割をやれていないことに原因他人論でいろいろ理由をつける。
    4. マンネリ:自分の行動や習慣を変えようとせず、能力も意欲も感度も高める努力を怠っている。

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