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2022年03月08日

世界中の女性が自分らしく過ごせる社会に向けた支援活動

~3月8日の国際女性デーによせて~

ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員 : 高原豪久)は、3月8日の「国際女性デー」に合わせて、当社が世界中の女性が自分らしく過ごせる社会づくりの一助となるべく、各地で展開している商品の提供や教育推進について、その一部をお知らせします。

国際女性デーとは

国際女性デー (International Women’s Day) とは、女性の社会的、経済的、文化的、政治的な功績をたたえる世界的な日として、3月8日を記念日としています。また、この日はジェンダーパリティ(ジェンダー公正)を加速させるための行動を呼びかける日でもあります。女性の功績をたたえ、また女性の平等を求める団体が集まり、世界中で大きな活動が行われています。

ユニ・チャームの活動概要

各国や地域が抱える課題を克服し、女性が社会で活躍することは、平等なジェンダーの実現のみならず、貧困の解消や地域の経済発展にもつながります。ユニ・チャームは主にアジア圏において下記のような初潮教育に取り組んでいます。生理について、身体面・衛生面の正しい知識や、生理用品の使用方法を分かりやすく説明し、普及を促進することで、女性の就学機会の拡大や社会進出を応援しています。

インドでの初潮教育

“女性起業家”創出を目的とした「Project Jagriti」

各国や地域での取り組み事例紹介

【尤妮佳生活用品(中国)有限公司】

・中国内陸部(都市部を除く)で生理に関する正しい情報の浸透と生理用品の普及活動を実施。2021年は、寧夏回族自治区の4つの中学校で女子生徒 約800名に、初潮に関するパンフレットと生理用ナプキンの入った「成長ボックス」を寄付。

【嬌 聯 股 份 有 限 公 司】

・現地法人のウェブサイト内に、女性の体の変化や生理用品の選び方・使い方などをまとめたサイトを開設。

・生理用品サンプルを2021年は約500セットを配布。また、2021年は小中学生を対象とした下着ブランド「Been Teen」と連携して生理用品のサンプルを配布。

・2021年12月に「生理の貧困への支援活動」として、新北市の政府機関に生理用品100万枚を寄付し、低収入世帯の女性や242校の中学校・高校の女子生徒に配布。

【PT UNI-CHARM INDONESIA Tbk.】

・2019年まで首都圏の学校を中心に初潮教育を行っていたが、COVID-19の影響で直接訪問ができなくなったため、2020年11月にインドネシア国民健康デーを記念して公開されたウェブサイト「Charm Girls Talk」を通じて、オンラインによる初潮教育を実施。

・ウェブサイトには初経に関する動画や情報、生理用品などの情報が掲載されており、2022年2月末現在、32,368名が登録。

【Unicharm Myanmar Co., Ltd.】

・社会情勢により2021年は初潮教育に関する取り組みは一旦見送り。

・24の病院で妊婦教育を実施、995名が参加。子どもの成長に合わせた紙おむつの選び方や使用方法などを解説。

【Unicharm India Private Ltd.】

・2013年よりインドの女性が健康で豊かに過ごせるように、農村部や都市部の女性には生理用品の正しい知識を、思春期の少女には“初潮教育”を提供。コロナ禍でも、2021年は、3万5千人以上の生徒や学生にオンラインを使った初潮教育等を継続して実施。

・“女性起業家”の創出を目的とした「Project Jagriti」(Jagritiは「目覚め」の意)を実施。本プロジェクトの目的は、農村部での生理用ナプキンの認知度向上と普及、さらに当社の商品を通じて就労と収入を得る機会を創出し、女性の経済的自立を促進すること。また、このプロジェクトでは、月経に関する正しい知識を広めるために、農村部の女性を対象に60回以上の月経に関する教育セッションを実施。

■今後の展望

多くの国や地域では依然として教育や就労機会において男女間で格差があり、大きな課題となっています。当社は、女性が生理中であっても、モレの不安や不快感から解放され、普段通りの生活を送れるような優れた商品を広く提供することで、女性の就学や社会進出の機会を創出して、女性の社会的地位向上を実現したいと考えています。

 

 

(関連情報)

国際女性デー公式ホームページ    https://www.internationalwomensday.com/

ユニ・チャーム サステナビリティ  https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/special01.html

■世界中の女性が自分らしく過ごせる社会に向けた支援活動を通じて貢献する「SDGs 17の目標」

本活動は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。  

4.質の高い教育をみんなに     5.ジェンダー平等を実現しよう

これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。

 <<本件に関するお問い合わせ先>>

ユニ・チャーム株式会社 ESG本部 広報室 TEL:03-6722-1019

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