製造技術
2014年 |
伊丹工場 保全グループ(交替勤務) |
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2019年 | 社外トレーニーで大手電機メーカー様に出向 |
2020年 | 伊丹工場 保全グループ(日勤) |
商品の安定供給、品質安定を守り続けるため、
知識と経験を積み重ねる。
入社動機
地元にユニ・チャームの工場があったので、高校生の頃からユニ・チャームへの親しみと興味を持っていました。その後大学に進み、機械システム工学を学んだこともあり、製造技術系の仕事に就きたいという思いを抱くようになりました。昔から興味のあったユニ・チャームを調べて、ユニ・チャームが組織を挙げてグローバル化を推進していることを知り、世界に向けて成長しようとしている姿勢にとても惹かれたことを覚えています。加えて、社内で商品を作るための機械を設計・改造している点が、他社にはないユニ・チャーム独自の魅力だと感じ、ここでなら自分の成長に繋げることができると入社を決意しました。
現在の仕事内容
私の所属する保全グループの使命は、お客様に届ける商品を作る機械のメンテナンスや改造を行い、安定した品質と供給を保つことです。品質不良や機械の故障による商品の欠品を起こしてしまうと、会社全体はもちろんお客様にも大きな迷惑をかけてしまうため、常に安定稼働、品質安定を提供できる環境を築く必要があります。私は現在、既存設備の更新や可動率、出来高の向上のための改善をメインに担当しています。生産現場では、協力会社の方にも作業をしていただくので、誰もが安全に作業しやすい生産現場を構築していかなければならないため、実際に現場で働く作業者の方とも密に連携を取り、意見を聞きながら改善活動を行うようにしています。時には厳しい意見をいただくこともありますが、意見を反映し改善が成功したときや、生産性向上が数値として表れたときはとても嬉しく、仕事の糧になります。
成長するきっかけとなったエピソード
入社し、現在の部署に配属されて半年が経ったころに携わった設備改善のプロジェクトで、電気配線を間違えてしまい、工場に損失を負わせるというミスをしてしまったことがありました。そのときはとても落ち込んだのですが、当時の上司から「この経験を忘れずに次に活かせ」とアドバイスをいただき、電気に関して必死で勉強しました。さらに、電気制御を専門的に学ぶ目的で、大手電機メーカー様に半年間出向する機会もいただき、知識と理解を深めることができました。このときに蓄えた経験や知識を今の仕事にも存分に活かすことができています。また、今では後輩だけでなく先輩社員からも頼られることもあり、自分でも成長を日々実感することができています。
これからの挑戦
まず、目標にしているのは工場設備の安定稼働のために、設備の損傷や異常を「見える化」することです。生産工程で使用するあらゆる機器を常に監視し、早期に異常を発見することで、設備の急な異常停止を抑制できます。これによって、設備や工場の経営数値を向上させられるだけでなく、お客様に品質や供給の面で迷惑をかける心配もなくなります。そのためにも、さらに知識と経験を身につけていきたいと考えています。そして将来的には、新規工場の立ち上げや新規設備の導入といった、今とは異なる業務にも携わり幅広い経験を積んでいきたいです。