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2020年入社 DX推進本部 業務改革部 上肢障がい 2020年入社 DX推進本部 業務改革部 上肢障がい

転職のきっかけ

前職では社内の障がい者同士で助け合うということを掲げていた会社におりました。私自身がチームを取りまとめる立場になったとき、残業時間が増加し自分の負担が増えていきました。上肢の障がいにより、業務の処理速度に一定の限界があることもありこなせる業務量に限界を感じ、業務量の調整を打診することもありましたが思うような改善はされませんでした。このことから会社の掲げていることと実際の差にも疑問を感じるようになり、今後この場所で働き続けていくことに自信がなくなっていったため転職活動を始めました。

障がいに関して理解してもらえる環境であることを第一条件に、通勤のしやすさを加味して探していました。そもそも車椅子で勤務できる環境であるのか、障がいをもった人が働く制度が整っているのかなど、企業のホームページだけではわからない、でも直接は聞きにくい質問はエージェントを仲介して聞いてもらったりしていました。

ユニ・チャームに決めた理由

大学で社会福祉について学んでいたので、理念や商材などから「社会への貢献」のイメージもあり、身近に感じたのがエントリーのきっかけです。

当時、二次面接の際に部門長の方の前でパソコンを使った入力の速度や操作の様子を実践形式で見ていただく機会があり、障がいによる業務スピードのギャップを事前に確認してもらえたというのが大きな決め手となりました。選考段階から何がやれるか、どこまでできるかを考えていただけていることがありがたく、障がいに対して理解してもらえる環境が整っている場所であると感じることができました。

入社後のキャリア

入社後、DX推進本部に配属となり、現在まで同じ部署で働いています。

チームメンバーをはじめとして、みなさんフランクに接してくださっていて、「障がい者である」ということを下手に意識する瞬間はほとんどありません。扉を開ける、会議室で椅子の位置ずらすなど手伝っていただくこともありますが、いい意味で意識しすぎず自然なコミュニケーションがとれていると感じています。

前職の悩みでもあった自分で処理できるもの以上の業務を任されるなどのこともなく、自分にあったペースで働けています。

今後のキャリアについて

自分の仕事のペースは維持しながらも、「何か私にできることがあれば」という前向きな気持ちを持つよう心掛けて働いています。正直、障がいがあると「継続する」こと自体が簡単ではなく長期的なことはイメージしづらい部分もありますが、今の仕事に関しては続けていきたいという思いを強く持っています。

社風、風土、働く環境について

アクセスもよく、多目的トイレなどの設備を含めた社内のハード面も充実しています。

リモートワーク制度を現在は週3回ほど利用しています。上司の方と相談してチームでのミーティングがある日は出社、といった調整をしています。当日朝、雪や雨などの悪天候や交通機関の乱れでリモートワークに変更することもあります。「出社する術がないので休み」とはならず、別の勤務方法があるというのは移動に制限がある身として安心感がありますし、非常にありがたいです。

社員の1日

7:40頃

出社

朝のラッシュの時間とずれているので通勤もしやすいです。

8:00 メールチェック
9:00

週次スクラム作戦ミーティング

(スクラム…ユニ・チャームにおける課やグループといった最小マネジメント単位)

10:00

システムの商品マスタメンテナンス

ルールが決まっているのでそれに沿って処理、問い合わせが必要なものはPMに回すことが多いです。自分の業務スピードを把握して、逆算しながらスケジュールを組むようにしています。

13:00

問い合わせは基本メールでのやりとり

直接会話をしたほうがわかりやすい場合は2~3日後にミーティングをセッティングすることもあります。

15:00

定例ミーティング

入社当時、シスターを担当してくださっていた方と今でも週に2回、定例ミーティングを行っています。2回のうち一度は対面で、というルールをお互いで決め、業務の進捗などの報連相を行っています。

16:50

退社

帰りのラッシュが始まる前に帰ることを意識していて、たいていは定時に退社しています。

ユニ・チャーム志望者へのメッセージ

私は転職活動のとき、合計9社にエントリーをして、内定をいただいたのはユニ・チャームだけでした。いつかは自分に合った環境に出会えると信じていた結果だと思います。

ユニ・チャームは業務内容や働き方に関して、選択肢を示してくれますし、一人ひとりと向き合い、一緒に考えてくれる会社です。ぜひ候補のひとつとして考えてみてください。