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重要取り組みテーマ:社会の健康を守る・支える

基本的な考え方・方針

ユニ・チャームは、提供する商品・サービスを通じて、お客様の安全・安心・満足の向上を常に追求しています。そのためには、サプライヤーの皆様と安全・環境に関する理念を共有するとともに、双方向のコミュニケーションで緊密な連携を図り協力体制を構築することが不可欠です。バリューチェーン全体を通じて、社会課題の解決や持続可能性への貢献の両立を目指します。

生物多様性の保護のために

貢献するSDGs

取り組みの背景

当社は、「環境基本方針」「環境行動指針」を制定し、全社員で持続可能な社会の実現に向けて「環境負荷低減」と「経済性」の“2つのエコ”の取り組みを推進しています。また、提供する商品やサービスが、資源の利用や廃棄物の発生などの環境課題と密接に関係していることを認識し、生物多様性を保護することの重要性を理解しています。2020年5月に公開した「環境目標2030」※1では、10~30年先を見据えた、「持続可能な森林資源の調達」を推進するための目標を設定しました。

活動状況

【タイ・インドネシア・日本】紙・パルプ

当社では、森林資源を活用する際に、持続可能性に配慮した調達と生産を心がけています。例えば、紙おむつや生理用品に使用しているパルプや吸水紙などの木材を原料とする資材は、森林認証材など管理された森林から資材を調達し、原産地の調査も進めています。2020年にはタイ、インドネシア、日本の工場で国際森林認証制度PEFC※2のCoC認証(Chain of Custody:加工・流通過程の管理認証)を取得し、オーストラリアの『BabyLove』ブランドからユニ・チャームグループで初めてパッケージにPEFCロゴマークのついた商品を発売しました。『BabyLove』のソーシャルメディアやWebサイトでは森林認証制度やPEFCを説明し、『BabyLove』ブランド商品に含まれる全パルプがCoC認証の連鎖によって調達されたPEFC認証材であることを紹介しています。

また、日本で発売している商品のパッケージやダンボールは、2019年からFSC®※3認証材への切り替えを順次進めています。

  • Programme for the Endorsement of Forest Certification Scheme。本部をスイス・ジュネーブに置く世界最大の森林認証制度で、厳格な第三者認証の実施を通じて持続可能な森林管理の促進を目指す、独立した非営利NGO
  • Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)。責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする、国際的な森林認証制度を運営する独立した非営利団体

【日本】パーム油

当社は、2017年にRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil:持続可能なパーム油のための円卓会議)に加盟し、持続可能な調達に向けた情報収集・トレーサビリティの確立に着手しました。2020年はマスバランス方式※4によるRSPO認証油の使用を拡大し、使用実績は131.6ton(全体の85.9%)でした。今後も品質・調達ルートを確認しながら持続可能な調達活動を続け、当社が購入する全てのパーム油をRSPO認証油に切り替えます。

  • マスバランス方式とは、認証農園で生産された認証油が流通過程で他の非認証油と混合される認証モデル。物理的には非認証油を含んでいるが、購入した認証農園と認証油の数量は保証される

持続可能なバリューチェーンの構築に向けて

貢献するSDGs

取り組みの背景

当社は、バリューチェーン全体における人権・労働問題を未然に防止するために、2017年10月に「調達基本方針」を制定しました。同時に、「ユニ・チャームグループ サスティナブル調達ガイドライン」を制定し、児童労働や強制労働の防止、差別禁止、結社の自由に対する権利、団体交渉の権利、過度の労働時間の削減、最低賃金、健康と安全基準、腐敗防止に関する意思表明をしました。これらの方針やガイドラインは、当社とお取引のある世界中のあらゆるビジネスパートナーを含むバリューチェーン全体で公正で公平な企業活動を行い、社会的責任を果たすことを目的としています。

活動状況【日本】

当社は、2019年より日本、中国、台湾-大中華圏、タイ、インドネシア、インド、サウジアラビアに所在する19の工場において、B会員(サプライヤー会員)としてSedexのプラットフォームを活用し、従業員の人権尊重と労働環境の改善などに取り組んできました。

さらに、「ユニ・チャームグループ人権方針」および「サスティナブル調達ガイドライン」に基づく持続可能なバリューチェーン構築を目指し、2020年7月1日にAB会員(バイヤー/サプライヤー会員)としてSedexに入会し、生産拠点がある施設などに対してSedexのプラットフォームへの登録と運用を開始しました。

今後は、AB会員としてSedexのプラットフォームをさらに活用し、サプライヤーの皆様と協働して、持続可能なバリューチェーンのさらなる拡充を推進します。

  • Sedexは、2004年に英国で設立された、グローバル・サプライチェーンにおける労働基準、健康と安全、環境、ビジネス倫理などに関するデータを共有する世界最大級の共同プラットフォームを提供する非営利団体

安心な商品を供給するために

貢献するSDGs

取り組みの背景

当社は、肌に直接触れる商品をお客様に安心して使用していただけるよう、資材調達から開発、製造、販売、廃棄に至るまで全てのプロセスにおいて、「ユニ・チャームマネジメントシステム基本規程」に基づいた管理を行っています。例えば、商品の開発段階では、安全性評価委員会によるゲート機能を設け、さまざまな使用実態や廃棄方法などを考慮したリスクアセスメントを実施し、安全性確認が完了した商品には安全性評価確認書を発行しています。また、安全性が確認された資材を使用した商品を用いて実使用テストを行っています。

活動状況【日本】

ベビー用紙おむつ『ナチュラルムーニー(テープタイプ)』は、2019年12月、世界最高水準の安全性が確認された繊維商品の証である「エコテックス®スタンダード100(STANDARD100 by OEKO-TEX®)」を取得しました。ベビー用紙おむつでの本認証取得は、日本国内で初めて※1です。

「エコテックス®スタンダード100」は、エコテックス®国際共同体に加盟する認証検査機関※2による、350種類以上の有害化学物質を対象とした分析試験の結果、厳しい基準をクリアした商品にのみ与えられる、国際的な繊維関連製品の安全性に対する認証です。この認証ラベルを使用するには、製品を構成する全ての素材や化学薬剤が試験の基準をクリアしなければなりません。また、その基準は、欧州諸国をはじめとする世界各国の有害物質基準に対応できるものであるため、ラベルのつけられた製品の安全性が世界最高水準であることの“証”であると広く認識されています。2020年12月には、『ナチュラルムーニーマン(パンツタイプ)』、さらに『ムーニーエアフィット(テープタイプ)』でも「エコテックス®スタンダード100」を取得し、ムーニーブランド全体で安全・安心な製品の拡大に努めています。

  • 2020年1月ユニ・チャーム調べ
  • 本製品は、欧州以外で唯一のエコテックス®認証機関である、一般財団法人ニッセンケン品質評価センター・エコテックス®事業所により認証されました

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