2023年05月30日
GHG排出量の可視化に関する情報交換会を実施
~ 関係省庁、同業他社、環境関連企業等を招き意見交換 ~
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、GHG排出量の可視化に関する情報交換会を2023年5月26日に開催しましたのでお知らせします。
本会は、GHG排出量の可視化について情報交換することを目的に、関係省庁や同業他社、環境関連企業に参加いただきました。
ユニ・チャームでは、脱炭素は自社だけでは大きな成果を獲得することが難しいテーマと認識しており、日用品業界横断はもとより産業界全体での取り組みへと広げなければならないと考えています。この際に重要なことは、国際的な算定規程に準拠しつつ、最終的に企業が提供する商品・サービスを選択する消費者にとって分かりやすく親しみやすいルールを策定・運用することと考えています。
以上のような観点に基づき、本会では課題認識や今後取り組むべき事柄について、情報や意見を交換しました。
本会の内容
第一部 官公庁による「脱炭素に関する今後の動向・展望」について
第二部 ユニ・チャームによるGHG排出量可視化の取り組み事例の紹介
第三部 参加各社による取り組み事例の紹介
第四部 GHG排出量の可視化のガイドライン作り等に関するディスカッション
参加企業 | 大王製紙株式会社 |
コクヨ株式会社 | |
小林製薬株式会社 | |
ユニ・チャーム株式会社 | |
参加省庁 | 環境省 |
経済産業省 | |
オブザーバー | 一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO) |
NTTコミュニケーションズ株式会社 | |
会議運営サポート | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
今後の取り組み予定
今回は、日用品業界におけるカーボンフットプリントに関する情報・意見交換を行いました。また、官公庁からは世界的な動向に基づく今後の政策方針についてお話しいただくなど、業界連携に向けた課題認識などを共有する場となりました。
本会において意見交換を行った結果、透明性の高いGHG排出量の可視化を実現するには、最終メーカーだけでなく、サプライチェーン全体での連携が不可欠であるとの共通の認識を得るに至りました。
今後、本会に参加した各社はもとより、様々な業界からの参加を募り、国際算定規程に準拠した透明性の高いGHG排出量ルールの策定に向けた情報共有ならびに討議を進める予定です。なお、次回は8月に開催を予定しています。
<<本件に関するお問い合わせ先>>
ユニ・チャーム株式会社 ESG本部 広報室 TEL:03-6722-1019