2021年03月29日
ユニ・チャーム 四国工場豊浜製造所、全ての電力を再生可能エネルギーへ切り替え
ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、四国電力株式会社(本社:香川県高松市、取締役社長 社長執行役員:長井啓介)から「再生可能エネルギー指定の非化石証書」※1を使用した電気を調達し、当社四国工場豊浜製造所(香川県 観音寺市)にて2021年4月から全ての電力を実質的に再生可能エネルギーへ切り替えることをお知らせします。
これにより、年間使用電力(500万kWh)相当の全てを、再生可能エネルギーへ切り替え、工場で排出する二酸化炭素を年間約2,000ton-CO₂/削減※2することを目指します。
四国工場豊浜製造所の再生可能エネルギーへの切り替えは、国内では九州工場、伊丹工場に続いて3例目となります。また、海外での再生可能エネルギーへの切り替えは、タイやベトナムですでに実施済みです。このような脱炭素社会の実現に向けた具体的な取り組みにより、工場から排出される二酸化炭素の削減量は、ユニ・チャームグループ全体で年間約15,000ton-CO₂/を見込んでおります。
- 非化石電源で発電された電気の非化石価値を切り離して証書化した非化石証書のなかでも、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどの再生可能エネルギー由来であるもの。
- 二酸化炭素を年間で約2,000ton削減とは、日本の家庭で排出する二酸化炭素(CO₂)量、約570世帯に相当。
気候変動の影響が年々深刻度を増すなか、二酸化炭素の削減は当社が最優先に取り組む課題であると認識しています。このため、パリ協定の2℃シナリオ※3に貢献するべく、2045年までのCO₂排出量削減計画を立案し、2018年6月にSBT(Science-Based Targets/科学的根拠に基づく目標)イニシアチブより認定を受けています。
今後も引き続き、あらゆる世代の人々が相互扶助を通じて、いつまでも自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現、サステナブルな社会の実現に寄与するための取り組みを推進していきます。
- パリ協定は、世界平均気温の上昇を産業革命前比で2°C未満に抑えることを設定。
四国工場豊浜製造所で使用する全ての電力を再生可能エネルギーへ切り替えることを通じて貢献する「SDGs 17の目標」
本活動は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献するとユニ・チャームでは考えています。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
(関連情報)
ユニ・チャーム サステナビリティサイト https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco.html
ユニ・チャーム Kyo-sei Life vision 2030 https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/kyoseilifevision.html
<<本件に関するお問い合わせ先>>
ユニ・チャーム(株)企画本部広報室 TEL:03-6722-1019