マーケティング 海外担当
入社年度:2003年
所属部署:グローバルウェルネスケアマーケティング本部 海外ブランドマネジメント部
2003年 |
パーソナルケア商品開発 ヘルスケア担当 |
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| 2006年 | 商品開発部門 中長期リサーチ ヘルスケア担当 |
| 2007年 | マーケティング (日本国内)ヘルスケア担当 |
| 2009年 | マーケティング (日本国内)フェミニンケア担当 |
| 2018年 | マーケティング (海外)フェミニンケア担当 |
| 2022年 | マーケティング(ベトナム) |
| 2025年 | マーケティング(海外)ウェルネスケア担当 |
※2010年、2013年に産前産後休暇・育児休業を取得
「諦めない生き方」を支えるグローバルな社会貢献
入社動機
大学では化学を専攻していたのですが、「働く」ということを考えたときに、日常的に使用される商品を開発して消費者の生活の役に立ちたいという思いを強く持ちました。生理用品や芳香剤といった身近な商品に新たな機能が付与され、「便利になって嬉しい」という実感をもっていたので、「いつか自分も消費者が驚くような商品を生み出したい」と思ったことが、就職先を選定する上での大きな理由でしたね。そして、就職活動を進めていく中で出会ったユニ・チャームの先輩社員が「若いうちから仕事を任せてもらえるし、自分でどんどん仕事を進められるよ!」と、とても楽しそうにお話ししてくださったことや海外で働くチャンスがあることを知り、「私もここで働きたい!」という思いが徐々に芽生えていきました。
現在の仕事内容
2025年から、大人用紙パンツ(紙おむつ)の海外マーケティングを担当しています。日本では大人用紙パンツ(紙おむつ)が既に普及していますが、海外に目を向けると、まだ使用率が低い国が存在しています。おむつへの抵抗感や価格の壁により使っていただけていない人に、どういう製品だったら使っていただけるのか、どんな売り場だったら買いやすいのか、どうすればご本人様も介護者様も自己実現や尊厳を諦めない生き方ができるのかを日々考え、現地にいるマーケッターや開発と一緒に戦略の策定・実行をしています。紙パンツ(紙おむつ)を既に使っている場合でも、その方のお体状態にあった適切な商品を選んでいただくことが非常に重要です。歩ける・立てる方には、テープ止めおむつではなくパンツ型おむつを使ってもらえるように、先行国での成功要因を見極め他国に展開をしています。
成長するきっかけとなったエピソード
3年間ベトナムに駐在して、マーケティングを担当していました。ベトナムでも猫の飼育頭数が増えている事からペット事業に機会があると判断し、ペット事業に参入、猫用フードを発売しました。その際に、ペットの経験があるマーケッターを中途採用したのですが、中々上手くいかないことが多くありました。理由は、スピード重視で商品数を増やしていく中、過度の業務負担がかかった事でベトナムの消費者に合わせた製品課題の解決ができなかった為です。優先順位や役割分担の明確化と、製品への要望を開発へ要請し中期で解決していく事で彼女も納得し、今でもベトナムのペット事業を牽引いただいています。この件を通じて、戦略の優先順位を常に明確に決める事・初めからできないと決めつけることなく、関係部署を巻き込み課題を解決していくことの大切さに気付かされました。
これからの挑戦
「失禁があるから、紙パンツ(紙おむつ)を履いているから〇〇ができない」「親を介護しないといけないから、△△を諦めた」というような声が聞こえてこない社会になればと思っています。日本だけでなくASEANにおいても少子高齢化が進む中、国や政府の方針を待つのではなく、ライフリーが自ら社会への提案を行い、世の中の流れを作っていけるようになれると信じています。そのためには、そもそも我々ライフリーが目指す社会はどんなものか、理想の社会と現実とのギャップは何か、そのギャップをどうやって解決していくかを、同じ思いを持つ仲間と一緒に考え、社会に提案していきたいと思います。