マーケティング 海外赴任
2009年 |
プロケア営業 近畿エリア |
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2011年 | プロケア営業 広域グループ本部担当 |
2013年 | マーケティング(日本国内)大人用紙おむつ 担当 |
2016年 | マーケティング(中国)大人用紙おむつ・マスク 担当 |
2019年 | マーケティング(日本国内)大人用紙おむつ 担当 |
2021年 | マーケティング(インド)大人用紙おむつ・マスク 担当 |
自分の仕事で、
世界中の高齢者の暮らしをより良くしたい。
入社動機
就職活動時に参加した説明会で、ユニ・チャームという企業を初めて知りました。それまでもメーカーを志望していたのですが、説明会でユニ・チャームの大人用紙おむつを使用していらっしゃる方からの感謝の手紙を読む機会がありました。自分自身が祖母と一緒に暮らしていたことから、その手紙にとても感銘を受け「自分が働くのはここだ!」という使命感を感じ、志望しました。ユニ・チャームにはさまざまな商品がありますが、大人用紙おむつを始め、人が困っている場面で活躍する商品を多数扱っています。そういった商品展開を知ったことで、自分も仕事によって困っている人の生活を少しでもサポートしたいと思ったことも入社を決めた理由のひとつですね。
現在の仕事内容
2021年からはインドで大人用紙おむつ・マスクのマーケティング担当として、短中期のブランド戦略の立案をしています。私が意識しているのは、徹底的に消費者を理解すること。自分の過去の経験をもとに考えることももちろん大切なのですが、担当する国や市場によって文化も違うため、消費者の価値観も変わります。だからこそ、経験だけに頼らず消費者のデータやインタビュー、現地メンバーの意見などを用いて緻密な分析を行い、購買意欲の核心を探し、商品やコミュニケーション作りを行うようにしています。価値観が醸成されるには、歴史や文化的な背景も大きく影響するため、担当する国の歴史を学んだり、積極的に色んな場所に出かけたりすることで、国そのものの理解を深めるようにしています。
成長するきっかけとなったエピソード
自分が担当していた大人用紙おむつブランドで新商品を発売したときのことです。発売後に行ったインタビューで「この商品のおかげで何年かぶりに夫婦揃って外に出かけることができました」と涙ながらに話してくださった方がいたんです。そのご夫婦はとても仲が良く、以前はご夫婦でよく外出されていたのですが、ご主人の尿モレや介護の影響で大好きだったお出かけができなくなり、生活が一変してしまったとお話いただきました。新商品を発売する際は、発案から発売に至るまでさまざまな苦労があります。しかし、苦労を乗り越え実際に自分の考えた商品を使用いただくことで、誰かの生活をサポートできたというこの経験によって、ユニ・チャームで働く醍醐味を感じることができました。自分の仕事や商品に自信と誇りを持ち、胸を張って働けることが大きなやりがいに繋がっています。
これからの挑戦
入社以来、自分が就職活動時に感銘を受け、この商品を担当したいと思っていた大人用紙おむつに関わることができています。今はインドで仕事をしていますが、まだ世界には尿モレや介護で悩みを抱え、身体は元気なのに外出をやめてしまうといった苦労をされている方が多くいます。そんな世界中
の多くの人々にユニ・チャームの商品の価値を伝え、高齢になっても豊かな生活が実現できるようにサポートする。そして、世界で一番支持されるブランドへと成長させることが、私の大きな目標です。今はそれを実現できるマーケターになるべく、日々の仕事に取り組んでいます。