マーケティング 海外担当
2003年 |
パーソナルケア商品開発 ヘルスケア担当 |
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2006年 | 商品開発部門 中長期リサーチ ヘルスケア担当 |
2007年 | マーケティング (日本国内)ヘルスケア担当 |
2009年 | マーケティング (日本国内)フェミニンケア担当 |
2018年 | マーケティング (海外)フェミニンケア担当 |
※2010年、2013年に産前産後休暇・育児休業を取得
「女性だから仕方ない」。
そんな諦めを解決したい。
入社動機
大学では化学を専攻していたのですが、「働く」ということを考えたときに、素材等の研究をするよりも、日常的に使用される商品を開発したいという思いを強く持ちました。生理用品や芳香剤といった身近な商品に新たな機能が付与され、便利に使いやすくなっていったことを自身が経験したことで、「いつか自分もこんな商品を生み出したい」と思ったことが、就職先を選定する上での大きな理由でしたね。そして、就職活動を進めていく中で出会ったユニ・チャームの先輩社員が「若いうちから仕事を任せてもらえるし、自分でどんどん仕事を進められるよ!」と、とても楽しそうにお話しくださったことや海外で働くチャンスがあることを知り、「私もここで働きたい!」という思いが徐々に芽生えていきました。
現在の仕事内容
現在は、生理用品「ソフィ」の海外マーケティングを担当しています。最も大きな役割は、世界各国でソフィというブランドをもっと好きになってもらうこと。そのために、中長期での商品開発や各国のマーケターと協力しながらマーケティング戦略を考えています。このポジションは、世界中すべての国を横断し、俯瞰で見ることが求められます。そのため、国による市場の成熟度や文化の違いを常に念頭に置きながらシェアを拡大するためのチャンスを発見したり、先行国での成功要因をきちんと見極め、他国に展開したりしています。そして、この仕事で重要なのは何よりも先を見据えること。3~5年後にその国がどんな状況になっているかを予想しながら、先手を打って戦略構築することが必要不可欠です。
成長するきっかけとなったエピソード
昨年、ソフィというブランドが2030年に向けて「どのような存在意義を持つべきなのか」「どのような価値を世界に届けるべきなのか」というテーマを、各国のマーケターや開発者と一緒に考える機会があったんです。普段は、どうしても生理に関することばかりを考えがちなのですが、このプロジェクトを機に女性の価値観や社会の変化をもっと大きな視点で捉えることができ、ソフィというブランドがもつ役割を再定義することができました。また、女性だけでなく男性や世界各国の人々の意見を聞けたことで、すべての女性がより自分らしく可能性を最大限に発揮して生きていくために、ソフィが解決すべき課題とは何かを整理することもでき、とても大きな気づきを得られました。今後、さらなる消費者理解や魅力、技術の向上など壁はたくさんありますが、これまで「女性だから仕方ない」と多くの人が諦めていたことを、ソフィが解決できる未来がきたらとてもすごいことですよね。そんな未来を叶えられるよう、日々突き進んでいきたいです。
これからの挑戦
世界にはインドやエジプトなど、まだまだ生理用品の使用率が低い国があります。そういった国では長時間ナプキンを交換できないなど、女性たちは過酷な状況に置かれているのが現状なんです。今現在の目標は、このような国で生理の不安や不快を抱かず、快適に過ごせるような生理用品を提供し、女性の暮らしを改善していくことです。インドやエジプトなどの市場において、ソフィはまだまだチャレンジャーの立場ですがいつか社会へインパクトを与えられる存在になっていきたい。そしていずれは、自分自身が海外に赴任することで、さまざまな国の文化や習慣を学びながら価値観やモノの見方をスケールアップさせ、世界各国の女性の暮らしを向上させられる仕事をしていきたいと思っています。