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  5. ユニ・チャーム、「手ぶら登園®※」導入施設で 「再生パルプ」を使用した紙おむつ提供開始

2024年08月15日

ユニ・チャーム、「手ぶら登園Ⓡ※」導入施設で
「再生パルプ」を使用した紙おむつ提供開始

ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、BABY JOB株式会社と協働で展開する「手ぶら登園」を導入している保育施設を対象に、使用済みの紙おむつから取り出した「再生パルプ」を使用した施設専用品『マミーポコパンツRefF(リーフ)』を、2024年8月中旬より段階的に導入することをお知らせします。

※「手ぶら登園」とは、保護者が紙おむつやおしりふきを準備する手間や、かさばる荷物を持っての登園、保育士による紙おむつやおしりふきの管理業務など、保護者と保育士双方の負担を軽減する保育施設向けの定額制サービスです。

「RefF(リーフ)」と「手ぶら登園」連携の背景

当社は2015年より使用済み紙パンツ(おむつ)の水平リサイクルへの取り組みを開始し、独自開発したオゾンを用いた滅菌技術によって未使用のパルプと同等品質の衛生的で安全な「再生パルプ」を生成することに成功しました。この取り組みの一環として、2023年より鹿児島県志布志市において、「手ぶら登園」導入園で使用済みの紙パンツ(おむつ)を回収する取り組みを開始しました。

そこでこのたび、「手ぶら登園」を導入している保育施設を対象に、使用済みの紙パンツ(おむつ)から取り出した「再生パルプ」を使用した施設専用品『マミーポコパンツRefF(リーフ)』として提供して、再び保育園でお使いいただくという、新たな取り組みを開始することにしました。

「RefF(リーフ)」とは

「RefF(リーフ)」は、持続可能な未来の実現に不可欠な「消費されない消費財」を目指しています。

使用済みの紙パンツ(おむつ)を回収し、衛生的にリサイクルすることで、これまで廃棄物として処理されていた「ゴミ」が、「新しい原材料」となり、紙パンツ(おむつ)などに再利用できます。このように「衛生的で簡単・便利」という従来の価値は維持しながら、未来に向けたより良い自然環境の実現を目指し、“Recycle for the Future”と名付け、この頭文字をとって「RefF(リーフ)」としました。

「手ぶら登園」とは

当社は2019年にBABY JOB株式会社との提携により、保護者と保育士双方の育児負担を軽減する「手ぶら登園」を開始しました。この「手ぶら登園」によって、保護者は登園時の荷物が減り、保育士は園児ごとの紙パンツ(おむつ)やおしりふきの個別管理や各ご家庭とのやり取りが減るなどの効果があります。このような点が評価され、2024年7月現在、5,200以上の保育施設で導入されています。

 

・「手ぶら登園」はBABY JOB株式会社の登録商標です。

導入の概要

・鹿児島県志布志市の「手ぶら登園」を利用する保育施設から順次導入します。

・今後、全国の「手ぶら登園」を利用する保育施設のニーズに合わせて展開します。

 

<時期>2024年8月中旬より順次導入

<保育施設から使用済み紙おむつを回収・商品化、導入までの流れ(イメージ)>

     

商品の特長 : 手ぶら登園専用 『マミーポコパンツRefF(リーフ)』

1、  欲しいサイズが一目で見つかるサイズ別カラー展開 (紙おむつ・パッケージ・段ボール)
・手ぶら登園特有のニーズである「いつでもサイズが分かりやすいこと」に対応します。

     

2、  サイズが識別しやすく、お子さまでもおむつの前後がわかりやすいデザイン

     

3、  環境配慮への取り組み

・      紙パンツ(おむつ)に使用しているパルプの一部に「再生パルプ」を使用しています。

・      パッケージには再生ポリ素材を10%使用しています。

・      紙パンツ(おむつ)やパッケージの印刷を単色にしてインク量を削減しています。

・      段ボールは19%軽量化しています。(M,Lサイズのみ)

関連サイト

・「図解でわかる ユニ・チャーム紙おむつリサイクル」  

  https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/education.html

 

・「ユニ・チャーム 紙おむつの未来を考えるnote」

  https://note.com/unicharm_reff

 

・BABY JOB株式会社 「手ぶら登園」   

  https://tebura-touen.com/

「手ぶら登園」に『マミーポコパンツRefF(リーフ)』の導入を通じて貢献する「SDGs 17の目標」

このサービスを実施することは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社は考えています。

 

3.すべての人に健康と福祉を    12.つくる責任 つかう責任    15.陸の豊かさも守ろう

 

これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。

 

<<本件に関するお問い合わせ先>>

ユニ・チャーム株式会社 ESG本部 広報室 TEL:03-6722-1019

                                                                                   Email:brand-pr@unicharm.com

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