2024年07月01日
ユニ・チャーム、第25回 物流環境大賞で『特別賞』を受賞
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)の生産子会社であるユニ・チャームプロダクツ株式会社は、株式会社クラベ、鴻池運輸株式会社、ロジスティード株式会社、ロジスティードエクスプレス株式会社との共同物流の取り組みによって、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する第25回 物流環境大賞において「特別賞」を受賞したことをお知らせします。
■受賞理由
ユニ・チャームプロダクツは、各社と展開したラウンド輸送※1によって、二酸化炭素(CO₂)排出量が低減し、合わせてトラックドライバーの労働時間が短縮するなど、将来にわたる持続可能性への貢献が高いと評価され「特別賞」を受賞しました。
※1ラウンド輸送: 品物を降ろしたトラックが空荷で走らずに、別な品物を積み込んで出発地まで戻ることによって積載率を高める輸送形態のこと。
■取り組みのポイント
・従来の輸入・輸出作業の体制を維持して展開しています。
・海外におけるコンテナのチェックの体制を構築し、日本からの輸出時のコンテナ品質を維持します。
・船便のスケジュールに合わせ、クラベ社の都田北工場での荷卸しから空コンテナ転送し当社掛川センターでの積み込みから港への搬入まで、関係者間で綿密に調整する体制を構築し、スケジュールに基づいて効率的にコンテナを再利用する仕組みを実現しています。
本活動を通じて、CO₂排出量を35%削減し(年間換算最大41.04t)、ドライバー運転時間を38%削減(年間換算最大1,140時間)しました。※2
※2対象運行回数を 380 回/年と想定
【取り組みのイメージ図】
■今後の展開
日本のみならず、海外でもドライバーの不足が深刻化しており、物流費の上昇や二酸化炭素(CO₂)排出量の削減への取り組みといった様々な課題に直面しています。ユニ・チャームグループは、今後もグローバル全体で自然環境保護を推進し、これらの社会課題を解決することで、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献します。