2020年11月05日
ユニ・チャーム、タイ工場で使用する電力の約11%相当をグリーン電力※1へ切り替え
ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、Symbior Solar Limited(本社:タイ バンコク、CEO and Director:Florian Bennhold,)が事業モデルとする「電力販売契約」(Power Purchase Agreement※2)を、Uni-Charm(Thailand)Co.,Ltd.(ユニ・チャームタイランド/以下、UCT社)との間で締結して、2020年10月下旬より開始しました。
これにより、UCT社で年間使用電力の約11%(900万kWh)を、グリーン電力に切り替え、工場で排出する二酸化炭素を年間約4,300ton-CO₂の削減※3を目指します。
1987年設立したUCT社は、バンコクから南東に約47kmのChachoengsao県工業団地に位置し、今では地域住民も働く生産拠点です。今回設置する太陽光パネルは、工場の屋根や敷地内に配置し、日本の約1.4倍の日照時間を活かして、効率的に発電して電力を賄います。
- 風力や太陽光、バイオマス、小規模水力などの自然エネルギーや再生可能エネルギーで発電された電力のこと。
- Power Purchase Agreementは、太陽光発電事業者が、顧客の屋根や、敷地に太陽光パネル等発電設備を設置し、発電、運営管理し、顧客に対し長期に亘り電力供給を行う契約のこと。
- 年間約4,300ton-CO₂の削減量とは、タイの家庭で排出する二酸化炭素(CO₂)量、約4,400世帯に相当する。
気候変動の影響が年々深刻度を増すなか、二酸化炭素の削減は当社が最優先に取り組む課題であると認識しています。このため、パリ協定の2℃シナリオ※4に貢献するべく、2018年6月にSBT(Science-Based Targets/科学的根拠に基づく目標)イニシアチブより2050年までの削減計画に対する認定を受けています。
今後も引き続き、あらゆる世代の人々が相互扶助を通じて、いつまでも自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現、サステナブルな社会の実現に寄与するための取り組みを推進していきます。
- パリ協定は、世界平均気温の上昇を産業革命前比で2°C未満に抑えることを設定。
UCT工場で使用する電力の一部をグリーン電力へ切り替えを通じて貢献する「SDGs 17の目標」
本活動は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記の3つに貢献するとユニ・チャームでは考えています。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 12.つくる責任 つかう責任
(関連情報)
Symbior Solar Limitedサイト https://symbiorsolar.com/
ユニ・チャーム サステナビリティサイト http://www.unicharm.co.jp/csr-eco/index.html
<<本件に関するお問い合わせ先>>
ユニ・チャーム(株)企画本部 経営企画部 広報室 TEL:03-6722-1019