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  5. ユニ・チャームとBCG Digital Venturesが出資するワンドットが第三者割当増資を実施

2020年05月28日

ユニ・チャームとBCG Digital Ventures※1が出資するワンドットが 
東京大学協創開発プラットフォーム※2等から資金調達

ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、BCG Digital Ventures※1(東京都渋谷区、マネージング・ディレクター&パートナー ジャパンヘッド:平井陽一朗)と共同して、ワンドット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:鳥巣知得)を設立し、中国における育児メディア「Babily」(中国名”贝贝粒”)を2017年より開始、約3年で育児/親子領域でNo.1メディアへと成長しています。

そして、この度、日系企業の中国事業やマーケティングでの協業拡大を図るため、ワンドット株式会社は、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社※2を含む、総額10.5億円の第三者割当増資を実施することで合意しました※3ので、お知らせします。

ワンドット株式会社 資金調達の目的

中国にて育児メディア「Babily」(中国名”贝贝粒”)を展開するワンドット株式会社は、経営の独立性を高め、事業に関する意思決定の迅速化と、さらなる経営リソース投下を推進するため、新規引受先となる事業会社およびファンドを含む7社(東京大学協創プラットフォーム開発株式会社※2、日本生命保険相互会社、住友商事株式会社、The Boston Consulting Group, Inc.、みずほキャピタル株式会社、株式会社xross、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合)とワンドット株式会社の経営陣による、第三者割当増資を実施することで合意しました。※3

今回の資金調達により、「Babily」(中国名”贝贝粒”)の成長加速に向けたアプリ及びコンテンツ開発やマーケティング投資の拡大を行い、中国でのNo.1育児プラットフォームとなることを目指します。また、日本及び中国における事業開発人材の採用強化や、ソリューション拡充により、育児のみならず女性・家庭向けを含む幅広い領域で、最適なサービスを構築していくことで、多くの消費者及び企業の中国向け事業やマーケティング展開における協業体制を強化していきます。

「Babily」(ベイビリー、中国名”贝贝粒”)とは

「Babily(贝贝粒)」は、「世界中の子供と家族を笑顔に。」をコーポレートミッションに、育児ノウハウ、離乳食のレシピ、マタニティヨガの方法、絵本や幼児教育の紹介、家族のお出かけ先情報などを、スマートフォンでも見やすい1分動画で制作・配信している育児メディアです。

2017年2月に中国の微博(ウェイボー)で本格的にサービスを開始し、現在では40以上のソーシャルメディアや動画プラットフォームに展開しています。サービス開始から成長を続け、約3年で合計1,500万ユーザーを突破し、育児/親子領域では最大手の一角となっています。

新型コロナの発生以降においても、中国全体で、子育てや家族生活にかかわるオンラインメディアやミニプログラムの利用は急拡大し、中国消費者による日本製品を含む越境ECでの消費も急増しており、日本企業にとっては、インバウンドのみならず越境ECやソーシャルメディア、デジタルコンテンツなどを活用した海外消費者向け事業展開の重要性が増しているなか、消費者と企業の双方にとって、中国における子育てや家族生活にかかわるオンラインサービスの重要性はますます高まっています。

今後の取り組みについて

当社では、今回のワンドット株式会社に対する第三者割当増資により、「Babily(贝贝粒)」がメディアとして、デジタルマーケティングプラットフォームとしての成長加速、革新的な価値提供と連動し、中国事業をはじめとしたOne to Oneマーケティングを進化させることにより、自社ブランドの更なる価値向上を進めていきます。

  • BCG Digital Venturesについて
    BCG Digital Venturesは、大企業と共にデジタル領域のイノベーションを創出することに特化した組織です。デジタルやデザインの領域における深い知見と、ボストン コンサルティング グループの企業経営や産業に関わる広範な専門知識を相乗的に活用して、グローバルに事業を展開しています。
  • 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社について
    東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社(東京大学100%出資)。ベンチャーキャピタルや企業と連携し、起業支援、投資事業、コーポレートイノベーション支援という3つの活動を通じて、東京大学から世界のイノベーションを加速することを目的としています。
  • 6月中旬の払込みを予定

 <<本件に関するお問い合わせ先>>

一般報道機関の方は、ユニ・チャーム(株) 企画本部広報室 TEL:03-6722-1019

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