2018年01月30日
“柔らかさ”を追求した低出生体重児用紙おむつ
全国のNICUで選ばれる※1『ムーニー エアフィット®』4S、5S新改良
2018年2月中旬より全国の病院や産院向けに発売
ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原豪久)は、ベビー用紙おむつ「ムーニー」から、“柔らかさ”を追求した『ムーニー エアフィット®』低出生体重児用紙おむつを改良し、2018年2月中旬より全国の病院や産院向けに発売します。
- NICU=新生児集中治療室で使用
- 内容・デザインは一部変更になる場合があります。
発売の背景
近年、初産の平均年齢が30歳を超え、女性が活躍する社会が拡大しております。そのような中、2,500g以下で生まれる低出生体重児の赤ちゃんの割合が出生人口の約10%を占めております。なかでも、超低出生体重児(~1,000g)の赤ちゃんにおいては、肌や様々な器官が未発達な状態で、特に慎重なケアが必要です。
ムーニーは、2014年11月より、赤ちゃんが母親の胎内に近い環境を崩さないポジショニング姿勢※2を可能にした低出生体重児用紙おむつを発売しました。現在では、全国半数以上のNICUで『ムーニー エアフィット®』4S5Sをご使用いただける様になりました。また、病産院での気づきを医師や看護師・助産師さんにアドバイスをいただき改良を続けてきております。
そこでこの度、更なる柔らかさと赤ちゃんの快適環境を実現する為、ウエストテープの柔軟化と、吸収体の股間幅を狭くしポジショニング姿勢※2をとりやすく改良した『ムーニー エアフィット®』低出生体重児用の紙おむつを、2018年2月上旬より発売します。
- 体内環境に近い屈曲姿勢を保持すること
低出生体重児の赤ちゃんをケアする上で重要なポイント
(1)ポジショニング姿勢※2の保持
- 母親の体内環境に近い屈曲した姿勢を保持すること
(2)ミニマルハンドリング※3でサポート
- 赤ちゃんの受けるストレスを最小限にケアすること
- ストレスを与えずケアすること
商品の特長
(1)ウエストテープの柔らかさが、従来品より約2.6倍アップ
- 赤ちゃんのお肌にやさしい柔らかさでお腹に負担をかけません。
(2)吸収体部分の幅を従来品より3割狭くし、足が閉じやすい
- 股幅を狭くしたことで、赤ちゃんが足を閉じやすく、ポジショニング姿勢※2がとりやすくなりました。
- 足を閉じやすいことで、股の内側にかかるしめつけ圧も約3割低減しました。
◎従来からの機能
(3)赤ちゃんの体にフィットする立体形状でポジショニング姿勢※2をサポート
- 4S・5Sは、特徴的なポジショニング姿勢※2に合わせた形状。
- それぞれの紙おむつが立体的にフィットし、繊細なお肌に負担をかけません。
(4)うつぶせのままおむつ交換可能でミニマルハンドリング※3をサポート
- 立体形状で装着のしやすさに加え、両脇のミシン目を切り取れ、うつぶせのままおむつの取り外しができます。(ミシン目を切り取り、パッドとしてもご使用できます。)
(5)かわいい絵柄とカラーデザインを採用
- かわいらしいデザインを採用し、やさしさ溢れる世界観です。
仁志田先生のコメント
新生児は出生体重だけでも、4,000g以上の児から超低出生体重児と呼ばれる1,000g未満の児まで4倍以上もの大きな幅があるが、現在は成熟児用と未熟児用程度の種類しかない。新生児でも体に合ったものを身に付けている時が一番快適であり、ストレスが少ないことは大人同様であろう。
近年の脳科学の研究によって、新生児、特に未熟児にストレスを加えることが、長期的に児の脳の発達に悪影響を及ぼすことが知られ、音や光さらにはポジショニングと呼ばれる児の寝かされている姿勢にまで、心地よいストレスの少ない育児環境が求められるようになった。オムツにおいても、長期間新生児の肌に直接接し、またその運動にも影響を及ぼすところから、児に出来るだけストレスの少ないケアを提供することは、ディベロップメンタルケアに関わる者の一人として、小さな子ども用のオムツを開発したことに大きな期待を寄せている。
入数・価格
商品名 | サイズ | 入数 | 価格 |
---|---|---|---|
ムーニー エアフィット® | 4S | 26枚 | オープンプライス |
5S | 24枚 |
発売時期
2018年2月中旬より全国の病院や産院に向けて発売します。(日付は当社からの出荷日です)
<<本件に関するお問い合わせ先>>
一般メディアの方は、ユニ・チャーム(株)広報室 TEL:03-6722-1019
流通業界紙・誌の方は、ユニ・チャーム(株)営業企画部 TEL:03-6722-1007
消費者の方は、ユニ・チャーム(株)お客様相談センター TEL:0120-192-862