2017年03月15日
使用済み紙おむつから衛生的で安全な
上質パルプを得る基本技術に関する特許取得
ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、社長:高原豪久)は、このたび使用済み紙おむつから衛生的で安全な上質パルプを得る処理技術に関する特許「使用済み衛生用品からパルプ繊維を回収する方法」(特許6061875号)を日本にて取得いたしました。
今回、取得した特許第6061875号は、使用済みの紙おむつにオゾン処理を用いることで、高分子ポリマーの使用済み紙おむつからの分離、使用済み紙おむつからのパルプ繊維の取り出し、パルプ繊維の殺菌および消毒を同時に実現する処理方法に関するものであり、本技術を用いることで使用済み紙おむつから衛生的で安全な上質パルプを効率良く再資源化することが可能となります。
ユニ・チャームの目指すリサイクルシステム
紙おむつには木材から作られた品質の高いパルプが使われており、また木材からパルプを製造する過程では多くの水も使用します。本件特許技術は、リサイクル可能な上質のパルプを、シンプルな工程で効率良く得ることができるため、木材や水の使用量の低減にもつながる技術であり、環境にやさしい循環型モデルの構築を目指す当社にとって重要な技術のひとつとして期待できるものです。
今後も当社は環境負荷への責任を十分認識し、環境に配慮した商品および技術の開発を継続して進めてまいります。
今後も当社は環境負荷への責任を十分認識し、環境に配慮した商品および技術の開発を継続して進めてまいります。
<<本件に関するお問い合わせ先>>
一般報道機関の方は、ユニ・チャーム(株)企画本部広報室 TEL:03-6722-1019
流通業界紙・誌の方は、ユニ・チャーム(株)営業企画部 TEL:03-6722-1007
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス http://www.unicharm.co.jp/