おむつはずれとトイレトレーニング

ステップ2:昼間のトイレの練習期

昼間のトイレの練習期

おしっこやうんちは認識できるようになりましたか?
この頃のお子様がどういう発育状態にあるかチェックしておきましょう。
おむつはずれの時期の目安になります。

からだとこころ、両方ちゃんと成長しているでしょうか?
成長の速度は個人差があるもの。
トイレやおまるでおしっこやうんちをする前にしておきたいことです。

「からだ」の発育状況をチェックしましょう

それでは早速、お子様の「からだ」がおむつはずれの時期まで達しているかチェックしてみましょう!

からだ

  • 昼間、おしっことおしっこの間隔が2~3時間くらいあくようになってきた
  • おしっことうんちのリズムをママがつかめるようになってきた
  • もじもじしたり、おしっこの前にサインがある
  • 大人に近い固さのうんちが1日に1~2回順調に出る
  • う~んといきんだりして、うんちをしたいのがわかる
  • 1人であんよができる

結果はいかがでしたか?
それでは、それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう!
あわせて注意点なども参考にしてくださいね。

  • 昼間、おしっことおしっこの間隔が2~3時間くらいあくようになってきた
  • おしっことうんちのリズムをママがつかめるようになってきた

ここで確認したいのは、膀胱がおしっこを溜められるようになってきたかということです。
これは、昼間のおしっことおしっこの間隔が長くなることでわかります。
間隔が2時間くらい開くようになるのが一つの目安。
月に2~3日でいいので、おむつを替えた時間とおしっこだったのか、うんちだったのかを記録してみましょう。朝あるいは昼寝の後におしっこをするとか、食後どのくらいでおしっこやうんちをするとか、うんちはいつ頃出ることが多いかなど、おしっこやうんちのリズム、間隔、回数を把握することができます。
さらに前月、前々月と比較していけば、お子様の膀胱の発達の様子も確認できますね。

「おしっことうんちの記録」(記入例)

下のリンクボタンをクリックすればこの図と同じ、
おしっこ、うんちの記録をつけるための表と記入例をダウンロードできるので是非参考にしてみてください。

 
  • もじもじしたり、おしっこの前にサインがある

膀胱の発達とならんでポイントになるのが、お子様自身に「おしっこがしたい」という感覚が出てくることです。
この発達はしぐさに出てくるので、注意深く見てあげてください。
表現のしかたはお子様によって違いますが、もじもじしたり、そわそわと変な格好で歩いたり、おむつや股間をいじったり、急に動きを止めてキョトンとしたり、「アッ」とか「ウッ」とか声を出したり……。
そして、そんなサインに気がついたら、「チーしたいのね」と声をかけて、「これがおしっこがしたい感じ」なんだとお子様に意識させてあげてください。

注意したいのは、お子様からのサインに気がついても慌てないこと。
もらしてはいけないと急いで抱きかかえてトイレに走ったりするとお子様はビックリして、わけもわからず混乱してしまいます。 トイレが間に合わなくてもらしてしまっても、まだ仕方がありません。
この段階で大切なのは、おもらしをしないことではなく、お子様の「なんか変な感じ」を「これがチー(おしっこ)がしたい感じなんだ」と認識させることなのです。

  • 大人に近い固さのうんちが1日に1~2回順調に出る
  • う~んといきんだりして、うんちをしたいのがわかる

うんちの回数が1日に1~2回に安定し、大人のうんちに近い固さのうんちが出るようになると、「いきむ」ことを意識的にするようになります。

そして、うんちがしたい「なんか変な感じ」を「いきむ」しぐさであらわすようになるのです。テーブルやカーテンにつかまっていきむなど、おしっこよりわかりやすくサインを出してくれるでしょう。
そのサインに気づいたら、おしっこと同じように一緒にいきむマネをしながら「ウーンがしたいのね」と声をかけてあげてください。

「こころ」の発育状況をチェックしましょう

それでは早速、お子様の「こころ」がおむつはずれの時期に達しているかチェックしてみましょう!

こころ

  • おしっこ、うんちがわかり、「チー(ウーン)」と言う。
  • トイレやおまるに興味を持ち始めた
  • なんでも自分でやりたがるようになった。
    (ママのトイレについてきて、「ママと一緒にチー(ウーン)する」と言い出すことも)
  • お気に入りのおもちゃをママに「ハイ」と渡せるようになった
  • ブランコや滑り台の順番も守れるようになった
  • 買って欲しいものやご飯も「この次ね」「いただきますしてからね」
    とがまんできるようになってきた

いかがでしたか?
なぜこれらの行動が、「こころ」の成長のポイントになるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

  • おしっこ、うんちがわかり、「チー(ウーン)」と言う
  • トイレやおまるに興味を持ち始めた
  • なんでも自分でやりたがるようになった。
    (ママのトイレについてきて、「ママと一緒にチー(ウーン)する」と言い出すことも)

トイレやおまるに興味を持ち、「ママと同じようにトイレでおしっこやうんちをしてみたい!」と思う「やる気」が、おむつはずれの大きな推進力になります。
着替えを自分でやりたがったり、お手伝いをやりたがったりと、なんでも自分でやってみたいという自立心が芽生えてくれば、おのずとトイレでおしっこやうんちをしたいという「やる気」も芽生えてくるはずです。
また、おしっこやうんちを言葉と結びつけて理解でき、「ママと一緒にチー(ウーン)する!」などと言い出したら、トイレ(おまる)に誘導する絶好のチャンスですよ!

  • お気に入りのおもちゃをママに「ハイ」と渡せるようになった

2歳を過ぎる頃になると、お子様は無意識に自分の体の成長を感じるようになります。
そして体の一部が傷ついたり、無くなってしまうことを怖がるようになるのです。
おしっこやうんちもお子様にとっては大切な体の一部。
流されてなくなってしまうことを怖がったり、嫌がったりすることも。
そんなときに、自分が大好きな人へ何かをあげることが嬉しいと感じることが、おむつはずれで重要になってくるのです。
自分が創り出した大切なおしっこやうんちを、大好きなママに託すことになるからです。
ママは、慌てて始末するのではなく、「○○ちゃんが大きくなるために食べたり飲んだりしたご飯やジュースが体の元になって、その残りのいらなくなったものがチー(ウ~ン)なんだよ。ありがとうしてバイバイしようね」といった言葉をかけてあげましょう。
お子様がおしっこやうんちに抱いている感性をママがわかってあげることが、おむつはずれ(トイレ誘導)を促すための、ママの「こころ」の準備かもしれません。

また大好きな人へ何かをあげる喜びは、「したくなったら、どこでもする」という生理的な欲求だけでしていたことを、ママに従って「トイレでする」という社会的な行動へと結びつけることへもつながります。

そのためには、たくさんの愛情を注いで強い信頼関係を築くことが大切なので、やみくもに叱ったり、無理強いするのは禁物です。たとえその時はうまくいったとしても、お子様の自我が確立していくに従って、信頼関係が崩れ、「ママにあげたい」という気持ちが薄れてしまいます。さらには、逆にママへの反抗の表現として、トイレ(おまる)へ行くことを嫌がることにもなりかねません。

  • ブランコや滑り台の順番も守れるようになった
  • 買って欲しいものやご飯も「この次ね」「いただきますしてからね」とガマンできるようになってきた

ルールを理解し、守るために自分の欲求をガマンすることを覚えるのも、大切な「こころ」の発達です。
これができるようになってくると、おしっこやうんちをガマンして、トイレに行くことができるようになってきます。

おまると補助便座を上手に使い分けましょう

こころとからだの準備ができたらトイレを使って練習してもOKの時期。
でも、おまると補助便座、どちらから始めたら良いのでしょうか?

これは、どちらから始めたほうが良いというよりも、やはりお子様の気持ちを尊重してあげてください。
トイレに行きたがるようなら補助便座をセットし、トイレを嫌がる場合はおまるからはじめましょう。

おまるは後片付けが大変なので、敬遠してしまうママもいるかもしれませんが、実は良いところもたくさんあります。
うんちやおしっこを確認しやすく、トイレのように「すぐに流されて無くなってしまう」とお子様が不安になることもありません。
面倒な片付けも、一緒にトイレに捨てに行くことで、「うまくできたね!」とコミニュケーションをとることにつながります。
さらに、トイレと違って足が床に届くので、うんちのときにお腹に力を入れていきみやすいメリットもあります。

練習を始めても無理におむつをはずさない

練習したての頃は、あくまでトイレやおまるに興味を持たせる段階。
おむつはそのままで大丈夫なんです。

トイレやおまるの練習を始めると、焦って布のパンツにしようとするママもいますが、ちょっと待って!
練習だからといきなりおむつをはずしてしまうのは、お子様にとって大きな精神的負担になってしまいます。
ママが叱らないように心がけていても、おもらしの後始末をしているママを見て、お子様は無意識のうちに失敗した挫折感を感じてしまうことがあるのです。
だから、おしっこやうんちを気にしないで遊びに夢中になれる、パンツタイプのおむつやトイレトレーニング用パンツなどでお子様にストレスを与えないようにしてあげましょう!

布パンツから漏れたり、濡れたときの不快感を感じさせることで早くおむつがはずれると考えられがちですが、自分でトイレに行けるようになるのはお子様の社会性がでてくるためです。不快に感じることと自分でトイレに行けるようになることは関係ありません。
布パンツが汚れたら気持ちが悪く、他の人にも迷惑がかかるのだということは、おむつはずれのステップ4で考えていくことになります。

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