ママの初めてレッスン:育児編

Lesson9:初めての発熱

初めての発熱

発熱は赤ちゃんの体の変調のサインです。けれど、発熱=病気とは限りません。どんなときに発熱するのか、発熱したらどうすべきかを知っておくと、いざというとき安心です。

初めての発熱

赤ちゃんの発熱

赤ちゃんが発熱!「すぐ病院に行かなくちゃ」と慌てないで。実は赤ちゃんは体温が高めで、体温調節も苦手なので、熱も上がりやすく、心配のいらないケースもあるのです。様子を見ながら、病院に行く必要があるかどうか落ち着いて判断しましょう。

赤ちゃんは平熱が高め

赤ちゃんは大人よりも平熱がいくぶん高く、37度以上のこともあります。個人差があるので、普段決まった時間に計測して平熱を把握しておくようにしましょう(朝起きたとき、昼、夕方、夜就寝前の4回)。また、授乳の後や元気に遊んだ後、気温が急に上がったときなどは体温も上がりやすいので、寝ているときなどおとなしくしているときに測るようにしましょう。

熱が出るのはどんなとき?

体や顔が熱いかな、と思っても、元気があって食欲も落ちていないなら、服の着せすぎや部屋の暖めすぎ、水分が足りない、眠いなどということもあります。赤ちゃんがぐったりしている、ずっとぐずっている、普段より食欲がない…。こんなときも、体に入った細菌をやっつけようとする防衛機能が働いて、発熱していることがあります。体温を測り、何か普段と違った症状が現れていないか様子を見ましょう。

体温の測り方

朝起きたとき、昼食前、夕方、夜寝る前の4回測定して記録しましょう。

わきの下で測る方法

水銀計や電子体温計を使用。時間はかかりますが、不慣れなママでもほぼ正確に測れます。

[わきで測るコツ]
  1. わきの下の汗をよく拭き取る。
  2. 体温計をはさみ、腕を軽く押さえる。
水銀体温計で測る場合

水銀の部分をわきの下にはさんで腕を軽く押さえ、水銀柱が上昇して止まるまではさんでおいて目盛りを読みます。だいたい8~10分かかります。

電子体温計で測る場合

水銀体温計と同じようにはさみ、サインが出るまで(1分くらい)はさんでから目盛りを読みます。電子体温計は短時間で数字が読めますが、水銀体温計より誤差が大きいので、正確に測りたいときには水銀体温計の場合と同じように目盛りが一定になるまではさんでおきます。8~10分くらいかかります。

耳で測る方法

耳用の体温計を使用。1秒で測れるので便利。慣れないと正しい計測ができないので、普段から使い慣れておくことが大切です。耳温式は誤差が大きいですが、およその値を知るには便利です。

[耳で測るコツ]
  • 赤ちゃんが寝ている時に測る
  • 抱っこしてしっかり頭を固定して測る

病院に行く前に

赤ちゃんは突発的によく熱を出します。でも熱が高くても、重い病気とは限りません。病院に行く前に、熱以外の症状や赤ちゃんの様子を見て慌てずに対処できるようにしましょう。

発熱は何のサイン?

発熱したら、他の症状が現れているかをよく観察しましょう。普段と違う様子なら病院で診てもらいましょう。ただし、生後3ヶ月頃までは、病気が重くても高い熱が出ないことがあります。熱以外の症状で判断して、すぐに病院へ連れて行きましょう。

症状から考えられる病気

赤ちゃんの様子を観察

赤ちゃんの突然の発熱、ママは慌てますよね。でも、いったん落ち着いて、赤ちゃんの様子をチェックして。誰よりも赤ちゃんと接しているママだから、普段と違う点にすぐに気付くはずです。すぐに病院に行くべきか、安静にすべきかを判断しましょう。

時間外でもすぐに病院に行った方がいいのは
  • けいれんが5分以上続くとき
  • 嘔吐や下痢を繰り返すとき
  • 呼吸が苦しそうであえぐような息づかいのとき
  • 意識がはっきりしないとき
  • 顔色が青白く、手足が冷たいとき
病気ではない可能性があるのは
  • 熱のわりにはいつもと同じように機嫌がよい。
  • 食欲がある…普段より量は少なくても、母乳やミルクを飲んだり、おやつなどは口にする。
  • よく眠る…熟睡し、起きてから機嫌がいい。
  • 動きが活発…手足や体を元気に動かす。
  • よく遊ぶ…お気に入りのおもちゃで遊ぶ。外に出たがる。
  • 反応がいい…あやすと笑う。
  • 顔色がいい…普段と同じような顔色。
  • ※この全てに当てはまる、つまり赤ちゃんのご機嫌がよくて熱以外は普段と変わらないなら、それほど心配いりません。翌日まで熱が続くようなら病院へ。

上記以外のときは、しばらく安静にして。お昼寝の時間など、赤ちゃんが落ち着いた頃を見計らって診察を受けましょう。

体温を記録しておく

体温を測ったら、記録しておきましょう。病院へ行ったときに体温の変化を伝えると、お医者様も診断しやすくなります。どんどん熱が上昇しているときは、無理に動かさず、安静に寝かせます。このとき、寝苦しくないように布団や肌着などを調節して静かに休めるようにしましょう。またこまめに水を飲ませるようにしましょう。

病院に行くときは

赤ちゃんの発熱に動転して、病院に行ってからママまで動揺しないように心の準備を整えましょう。何が必要なのか事前に分かっていれば、いざ発熱しても、冷静に対処できるようになりますね。

病院で伝えること

言葉がしゃべれない赤ちゃんに代わって、ママがしっかりと様子を伝えます。特に気になることや、普段と違う点など、一通り伝えられるようにしましょう。家にいるときの赤ちゃんの様子などをメモしておくといいですよ。

  • 体温の変化(いつ頃発熱したか、どう変化したかなど)
  • 普段と違うこと(機嫌、食欲、睡眠など)
  • 咳、鼻水、嘔吐、下痢などの有無
  • けいれん(時間、回数、前後の様子など)の有無

病院へ行く準備を

一刻も早く病院に向かいたい気持ちはありますが、必要なものや、病院で少しでも赤ちゃんが楽に過ごせるような準備をしていきましょう。

必要なもの
  • 母子健康手帳
  • 保険証
  • (受診したことがあれば)診察券
  • お金
  • 体温の変化など、症状のメモ
  • 湯冷まし、お茶など水分
  • 紙おむつ2~3枚
  • おしりふき

できれば持って行きたいもの
  • 抱っこひもやクーファン、ベビーキャリーなど普段使用しているもの
  • 替えの肌着
  • アフガン、おくるみ
  • タオル2~3枚
赤ちゃんに着せる衣類
  • 診察時に脱ぎ着させやすいもの。かぶり型の肌着は避ける。
  • 不安や悲しくなるマタニティのあなたへ
  • マザーズセレクション大賞2年族受賞

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