子どもたちにはもともと「自立」していく力があります。
たとえば、無理矢理教えなくても自然な日常生活のなかで、子どもたちはある日自分で歩くようになったり、言葉を話すようになったりします。
同じように、おむつも自然にとれていきます。
親が、「何歳になったからそろそろおむつをはずそう」とか、「おむつがはずれるようにしつけなくては」とするのではありません。
だからといって、子どもを放っておいていいということではありません。
他の動物に比べて未熟な状態で生まれてくる人間の赤ちゃんは3歳ぐらいまでの間は、自分のことを自分ではできません。
排泄も親が見守って手助けをしないと赤ちゃんにはできません。
だから様子を見ておむつ替えをしてあげるのです。
赤ちゃんに手をかけるときはたくさん言葉をかけてあげてください。
「ちっちが出たね」、「おしりが汚れたね」とおむつ替えのコミュニケーションのなかで、赤ちゃんはさまざまなことを身につけていきます。
そうしていずれ、歩けるようになったり、自分から話せるようになったりしていくうちに、おしっこやうんちはトイレでするのだとわかるようになり、自然と自分から「トイレに行きたい」と教えるようになります。
歩いたり言葉を話せるようになるのに個人差があるように、おむつがとれる時期にも個人差があります。
その日は必ずやってきます。
親は焦らず、いつも見守りながら、ときに手を貸してあげてください。 |