紙おむつのしくみ

紙おむつってどうなっているの?

みなさんは初めて紙おむつを手にしたときどう感じましたか?
「こんなに薄くて大丈夫?」と思ったかもしれませんね。
タオルくらいの薄さなのに、どうしてあんなに数回分のおしっこを吸収できちゃうんでしょう?それはもちろん、おむつの中に、おしっこをたくさん吸収して逃さない、さまざまな技術が隠されているから。
でも、紙おむつを開いてみたことがある人は少ないかもしれませんね。
意外に複雑な「紙おむつ」のしくみを一緒に見ていきましょう!

まずは、紙おむつを分解してみると…

紙おむつのしくみ

紙おむつはたくさんの層からできているんですね。こんなこと、初めて知った人も多いのでは?では、ムーニーを例に、紙おむつの層の一つひとつを見ていきましょう!

紙おむつの素材

ムーニーのパッケージには、材料はこんなふうに書かれています。

では、ひとつひとつ見ていきましょう!

表面材……ポリオレフィン、ポリエステル不織布

「表面材」とは紙おむつの一番外側の部分を指しています。
「ポリオレフィン」とはポリプロピレン、ポリエチレンの総称のこと。
肌に直接ふれる面は、おしっこを素早く吸水材に送るために、吸水性、吸汗性が高く、逆戻りしない構造になっています。だからいつも表面がサラサラで、赤ちゃんのおしりが濡れたままにならないようにできています。

吸水材…綿状パルプ、高分子吸水材、ポリオレフィン不織布

「吸水材」とは、紙おむつの内部でおしっこをしっかりキャッチする部分です。
吸水材は、ポリオレフィン不織布と綿状パルプに包まれた高分子吸水材(高分子ポリマー)からできています。
表面材を通ってきたおしっこは、まずポリオレフィン不織布と呼ばれる部分で広がり、素早く綿状パルプと高分子吸水材へと送り込まれます。
高分子吸水材はそれ自体の重さの約30倍以上ものおしっこを吸収し、さらに吸収したおしっこをジェル状に固める力を持っています。
だからおしっこをした後のおむつを押しても、おしっこがしみ出しにくくなっているのです。

防水材

「防水材」とは吸収したおしっこやうんちを外にもらさないための素材です。
ポリオレフィンフィルム製の防水シートでできています。ムーニーマミーポコの防水シートは液体の外モレを防ぐだけでなく、通気性(透湿性)もばつぐん。
シートの全面に肉眼では見えないミクロの穴があいているので、おしっこなどの液体はもらさず、おむつの中の湿気(気体)だけを外に逃します。
だから、おむつの中はいつもムレずに、赤ちゃんが快適というわけです。

止着材

「止着材」とはおむつをとめるテープのこと。ムーニーマミーポコではポリオレフィンの面ファスナーが使われています。
「伸縮材」は赤ちゃんの体型やからだの動きに合わせてフィットし、おむつ替えをラクにするために、おむつに伸縮性を持たせるためのもの。ポリウレタンが使われています。
おむつの各パーツをくっつける「結合材」は、スチレン系エラストマー合成樹脂をホットメルトと呼ばれる糊のようなもので粘着しています。

紙おむつがさまざまな素材からできていることはおわかりいただけましたね?
では、紙おむつはどのようにおしっこを吸収するのでしょう?

紙おむつの吸収のしくみ

表面材でおしりを濡らさずサッと内側におしっこを送り込み、吸収材でしっかりおしっこをキャッチ。さらに防水材でおしっこをモラさず、おむつ内部をムラさない。
このように、各層がしっかり連係プレーできる多層構造になっているので赤ちゃんのおしりがいつもさらさらで快適に保てるのです。

紙おむつは素早くたっぷり、おしっこを吸収することができます。
でも膨らんだままのおむつでは赤ちゃんがかわいそう。
おむつ替えはママが赤ちゃんに直接ふれてあげる大事なコミュニケーションの時間でもあるので、こまめに替えてあげてくださいね。

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