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これってマタニティブルー?

これってマタニティブルー?

待望の赤ちゃんが産まれて嬉しいはずなのに、なぜか心はもやもや、イライラ・・・ これってよく聞くマタニティブルー?それとも育児ストレス?そもそもこの2つは違うの? きちんと理解しておくことで、そんな自分でも理解不能な気持ちを客観的に見ることができると良いですね。

監修者プロフィール

井上裕子先生
井上レディースクリニック 理事長・院長

医学博士。日本産科婦人科学会専門医、日本乳癌学会認定医、日本医師会認定産業医、日本医師会認定健康スポーツ医、母体保護法指定医師。

診療のかたわら、思春期から更年期の様々な女性に対しての講演活動、また、雑誌などに、出演、監修、執筆するなど多方面で活躍。

著書に「産婦人科の診療室から」(小学館)、「元気になるこころとからだ」(池田書店)、「赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん」(池田書店)など。

現在は、リボーンレディースクリニック 理事長、NPO法人マザーシップ 代表を兼務。

マタニティブルーとは何か?

マタニティブルーと聞くと、精神的な問題だけだと思っている人も多いのでは?実は、産後の体の変化に深く関係しているものなのです。誰もがなる可能性があるもので、けっして特別なものではないので安心してくださいね。

どんな状態になるの?

なぜか気持ちが落ち込んだり、イライラしたり。むしょうに泣き出したくなったり、よく眠れないことも。産後すぐから3~4週間前後の間はこういった、理由が無いのに不安感や焦燥感などにさいなまれ、ママの気持ちが不安定になることがあります。でも、誰にでもおこりうる産後の生理的変化の一つですし、一時期だけのことなので、考えすぎないことが大切です。

マタニティブルーって何?

どうしておこるの?

妊娠中にたくさん分泌されていた女性ホルモンは、出産後に急激に減少します。この女性ホルモンの変化が、精神状態になんらかの影響を与えているのが原因だとされています。がらりと変わる生活に対する不安が影響している場合もあるようですが、ホルモンバランスが落ち着いてくれば、ほとんどの場合、自然と治ってしまう人が多いです。

育児ストレスとは違うの?

マタニティブルーの最大の要因はホルモンバランスの変化ですが、夜の授乳のための睡眠不足による疲労など慣れない育児によるストレスが症状を悪化させてしまうこともあり、無関係とは言えません。できるだけストレスをためないように、上手に発散できるよう心がけましょう。

マタニティブルーになったらどうしよう?

赤ちゃんのお世話をする気力がでない、涙がとめどなく流れ出てくる・・・ 実際にそんな状態になったときは、どうやって過ごしたらよいのでしょうか?

一過性のものなのでゆっくり休んで

ホルモンバランスが影響するので、多くの人が程度こそあれ悩んでいるものです。「赤ちゃんが産まれたのにこんな状態の私はおかしいの?」などと自分を責めたりしないでくださいね。「今はこういう時期なんだ」と割り切って、無理せずゆっくり休んで心の負担を減らすことが回復につながっていくものなんですよ。

周りの人にも助けてもらいましょう

不安を一人で抱え込むと、どんどん気持ちが落ち込んでしまうものです。パパやパートナー、友達に話を聞いてもらうだけでも、気持ちは楽になるもの。育児も、完璧にこなそうとするとストレスになるので、たまには実家にお願いして気分転換をするなど、周りの人にどんどん甘えるくらいがちょうどいいものですよ。

どんな状態になるの?

長引く場合はどうすればいい?

マタニティブルーは一過性のものなので、普通は時間とともに自然と治っていくものです。産後4週間以上たっても、気持ちが不安定なままだったら、お子様の健診の時などに一度医師に相談してみましょう。相談することで気持ちが楽になることもありますよ。考えすぎず、まずは行動に移してみてくださいね。

育児ストレスを解消しよう~ママ自身ができること編~

マタニティーブルーの時期は終わっても慣れない育児や、がらりと変わってしまった生活の中でイライラすることは多いですよね。でも赤ちゃんにとっては、ママが笑顔でいてくれるのが一番。赤ちゃんのためにもストレスは上手に発散したいものです。まず、ママが自分一人でもできるストレス解消法をご紹介します!人それぞれなので、以下の例を参考にみなさんなりの「笑顔」になれる方法を見つけてください!

完璧を求めない

家事も育児も完璧にこなそうとすると、どんどん負担が大きくなって体も心も疲れてしまう原因に。育児に疲れないためにも「ま、いいか」と割り切ることが大切です。ママが疲れたときはお惣菜に頼ったり、ちょっと家が汚れていても目をつむったり。
赤ちゃんは泣くのが仕事。赤ちゃんが泣いても、「ちょっと待っててね」と声をかけてあげれば、慌てて飛んで行かなくても大丈夫です。完璧にこなすことより、自分なりの「ま、いいか」を見つけて、ママが楽しく過ごすほうが赤ちゃんも嬉しいはず!

できるだけ睡眠を

赤ちゃんの生活リズムがつくまでは、夜中に泣き声で起こされるので、多くのママは睡眠不足になりがち。でも、睡眠が十分でないと、体力的につらくなるし、気持ちも滅入ってきてしまいますよね。夜、ぐっすり眠れないのならば、昼間に赤ちゃんと一緒にお昼寝をするなど、できるだけ睡眠をとるように心がけてくださいね。

ママ友達をつくろう

同じような悩みを共有できるママ友達は貴重な存在。一人で悩んでいたことも、実はみんな一緒と感じられるのもママ友だちならでは。積極的にママ達が集まる場所へ出かけて、気の合うママ友達をつくりましょう。児童館や子育て支援センターなどで顔見知りになったり、最近ではネットのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などで知り合って仲良くなるケースもあるようですよ。ただし、ママ友達をつくることがプレッシャーになって、逆にストレスになるようなら、無理する必要はありません。

赤ちゃんが寝ている時間をリフレッシュタイムに!

赤ちゃんが寝ている時間は、ママのくつろぎタイムです。たまった家事に費やしてしまうことが多いかもしれませんが、たまには自分のリフレッシュのために使ってみては? お気に入りの音楽を別の部屋で聴いたり、雑誌や本を読んだりやりたいことをやってみましょう。おすすめなのは感動的な映画やドラマをDVDなどで見て思いっきり泣くこと。涙はストレス解消に効果的なんだそうですよ!

自分へのごほうびを

忙しく追われる日々のなかで、ちょっとだけ頑張っている自分にごほうびを。ちょっと高めの出前をとって贅沢ランチをしてみたり、ネットで欲しかったバッグを買ってみたり。または、パパやパートナーと相談して、家事をラクにするための家電製品などを買う手もあります。ママの気分が晴れるのなら、パパやパートナーもきっと賛成してくれるはずです!

育児ストレスを解消しよう~協力してもらおう編~

一人ですべてをこなそうとするとどうしてもストレスが溜まってしまいますよね。育児は一人でするものではありません。パパやパートナーと育児を分担するのはもちろん、ママの時間をつくったり心のケアについても、周囲に協力してもらいましょう!

パパやパートナーと協力して

パパやパートナーの育児分担率を上げてもらうのも手です。土曜はパパやパートナーに赤ちゃんを預けてママは友達とお買い物をするなど、ママが自分の時間をつくることに少しでも協力してもらえば、ママの気持ちは随分楽になりますよね。
では、仕事で疲れたパパに、気持ちよく育児に参加してもらうにはどうしたらよいのでしょうか?

両親にも頼れる時は頼る

おじいちゃんやおばあちゃんも孫と一緒に過ごすのは楽しいもの。ご両親に頼れる環境にある人や、帰省したとき、あるいはご両親が遊びに来てくれたときには、思い切って甘えてみましょう。赤ちゃんをお願いして、たまにパパやパートナーと二人でデートもいいですよね。
そして、ママがリフレッシュできたらお礼の言葉も忘れずに。たまには感謝の気持ちを込めて手土産を用意するのも良いかもしれません。また、おじいちゃん・おばあちゃんはパパ・ママの大先輩。育児の相談をされるのもうれしいでしょうし、抱き方やあやし方など「さすが先輩!」と思ったら、素直に口に出してみましょう。お互いに気持ちの良い関係を築くことで、次も頼みやすくなりますよ。

託児サービスや産後ケア施設を利用

少子化・核家族化が進んで周りに頼れる人がいないママ・パパが増えてきました。特に産休や育休中で、家にいて一人で24時間育児に追われていては、どうしてもストレスはたまってしまいますよね。たまには産後シッターや託児所に赤ちゃんをお願いして、ストレス解消しましょう! 地域によっては、公的な無料や格安の子育て支援センターや、産後ケア事業を行っている場合も。自治体の役所などに聞いてみましょう。民間のサービスでも1~2時間預けるだけならリーズナブル。その時間で美容院へ行くだけでも気分転換になるのでは?

我慢しないで吐き出しましょう

ストレスは溜め込むとどんどん悪化してしまいます。パパでも、友達でも両親でも、誰でも良いので、時には思いを吐き出してみましょう。話してみることでスッキリすることも意外と多いもの。どうしても、吐き出す相手が見つからないときは、子育て支援センターのような電話などで相談できる施設もあるので、利用してみるのもおすすめです。

井上裕子先生

マタニティブルーや産後クライシスなどが話題になる時代です。こうした状態は産後しばらく続くことがあるので、自治体主体のサービスだけではサポートしきれない現状も。出産した産院や開業助産院の助産師さんに相談したり、民間の産後ケア施設も含め、アドバイスやリードしてもらえる場所を見つけておくことは大切です。

update : 2022.06.14

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