戦略と進捗2016



統合レポート2016

持続可能な成長ストーリー

戦略と進捗2016

4.ペットケア事業 日米中台で“際立つ差別化

ポイント
・日本では、洋服感覚の犬用排泄ケア商品を発売し、新しい“マナーケア習慣”を提案
・アメリカでは、日本で培った技術を活かした新商品を投入し、売上は順調に拡大

世界的に拡大するペットケア市場

ペットケア関連市場は、世界的に市場の拡大が継続しています。先進国だけでなく、中国を中心としたアジア地域、南米地域などの新興国などにおいても、所得水準の向上や高齢化の進展によって市場の拡大が見込まれています。
ユニ・チャームは、国内において、ペットフード、ペット用トイレタリーの参入する市場全てにおいてトップの市場シェアを有しています。この地位をさらに強固にすると同時に、海外展開を加速させ、ペットケア事業のさらなる成長を目指します。

日本:商品のセグメンテーションを通じて市場を活性化

ユニ・チャームは、人とペットがいつまでも健康に快適に過ごせる「共生社会」の実現に向けて、消費者ニーズを捉えた商品の開発と市場創造に努め、市場の活性化と販売促進に取り組んでいます。
ペットも高齢化が進み、飼育頭数が伸び悩むなか、ペットフードでは、種別、年齢別、疾病別などの細かいセグメンテーションに分けて商品を投入しているほか、電子レンジで温めて与える犬用フード「あったかKitchen」などの新たなセグメンテーションの創出にも取り組んでいます。
ペット用トイレタリーでは、ユニ・チャームが創業以来、培った不織布・吸収体の加工・成形技術を活かし、新規市場を積極的に創造しています。2001年にペット用紙おむつの販売を同業他社に先駆けて開始して以来、2011年には犬用排泄ケア商品「オス用おしっこおむつ」を販売、そして2014年には洋服感覚の犬用排泄ケア商品「マナーウェア 男の子用」を発売しました。「マナーウェア」は多くのオーナー様から高いご評価をいただいたため、2015年3月には「マナーウェア 女の子用」を発売しました。日本では、愛犬と一緒に外出したいというオーナー様が多くいらっしゃるのに対し、愛犬と一緒に訪れることが可能な場所は、欧米の先進諸国に比べて非常に限られています。そのため、愛犬とオーナー様のライフスタイルを変える新しい“マナーケア習慣”を提案することにより、オーナー様と愛犬が多くの場所にいつでも一緒に出かけられる環境を創造しています。

また、飼育環境が室外からリビングへと変化するなか、ペット用のトイレをリビングに設置されるオーナー様が増えていることに対応し、「香り消臭ニーズ」に応えた商品を犬猫商品で拡充しました。 今後も引き続き、ユニ・チャームが創業以来培ってきた技術を活かし、機能面で差別化した商品開発につなげていきます。

北米:Hartz社とのシナジーで事業の拡大を目指す

世界のペットケア市場の約4割を占める米国において、The Hartz Mountain Corporationを2011年に買収し、事業の拡大を図っています。米国のペットケア市場規模は世界最大の約300億ドルと推測され、今後も年率4~5%程度の高い成長が期待されています。ユニ・チャームのペット用トイレタリーとペットフードにおける技術力や商品開発力と、Hartz社のブランド力、マーケティングノウハウ及び販売力とを融合させることにより、米国内におけるペットケア事業の拡大と収益性の改善を目指しています。
米国初のコンセプトとなる猫用ウェットタイプおやつの発売や、日本で成功しているペット用トイレタリーの犬用シート、猫用消臭ビーズの拡充を図りながらブランドを構築し新市場創造に努めた結果、売上は順調に拡大しました。引き続きユニ・チャームが創業以来培ってきた技術を活かし、市場展開を加速させていきます。

 

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