戦略と進捗2017



統合レポート2017 Integrated Report

ユニ・チャームの持続可能な成長ストーリー

戦略と進捗2017

4.ペットケア事業 日米中台で“際立つ差別化

当期のポイント
・ペットの高齢化が進む日本では、「共生社会」の実現に向けた高付加価値商品の投入により安定的成長を実現
・米国では、日本の技術を搭載した商品で新市場を創造し、さらなる成長を実現

世界的に拡大するペットケア市場

ペットケア関連市場は、世界的に市場の拡大が継続しています。先進国だけでなく、中国を中心としたアジア地域、南米地域などの新興国においても、所得水準の向上や高齢化の進展によって今後、市場の拡大が見込まれています。
ユニ・チャームは、国内で参入するペットフード、ペット用トイレタリー市場においてトップの市場シェアを有しています。この地位をさらに強固にすると同時に、海外展開を加速させ、ペットケア事業のさらなる成長を目指しています。

日本: ブランド力の強化と高付加価値商品の投入により市場を活性化

ユニ・チャームは、人とペットがともに長生きし豊かな生活が送れる「共生社会」の実現に向け、衛生用品からフードまでペットの生活を総合的にサポートする商品の開発と市場創造に取り組んでいます。
ペットも高齢化が進むなか、ペットフードでは、種別、年齢別、疾病別などペットの健康維持に配慮しながら細かいセグメンテーションに分けた商品を投入しています。
ペット用トイレタリーでは、ユニ・チャームが創業以来培った不織布・吸収体の加工・成形技術を活かし、新規市場を積極的に創造し、オーナー様とペットがいつでもどこでも清潔に過ごせる衛生環境を創造しています。その結果、飼育頭数が伸び悩むなかでも売上高は前年比9%伸長し、市場シェアもNo.1を維持しています。
また、加齢とともに足腰が衰え、介護が必要になる要介護犬のケアニーズに応え、日本初となるペット用介護ケアシステム「ユニ・チャーム ペットPro」シリーズを動物病院向けに発売するなど、愛犬とオーナー様双方の負担を軽減する商品を提供しています。今後も引き続き、ユニ・チャームが創業以来培ってきた技術を活かし、ペットと暮らす幸せで健康的な日々が一日でも長く続くよう、機能面で差別化した商品開発につなげていきます。
※ 国内の主要ペット用介護ケア商品において(2016年10月ユニ・チャーム調べ)

北米:日本の技術を搭載した商品で事業の拡大を目指す

米国では、2011年にThe Hartz Mountain Corporationを買収して以来、ユニ・チャームが創業以来培ってきた技術を活かした商品展開で安定的な成長を実現しています。なかでも米国初のコンセプトとなる日本の技術を搭載した猫用ウェットおやつの売上が伸長しています。今後も引き続きユニ・チャームのペット用トイレタリーとペットフードにおける技術力や商品開発力とHartz社のブランド力、マーケティングノウハウおよび販売力とを融合させることにより、米国内におけるペットケア事業の拡大と収益性の改善を目指していきます。

 

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