事業別概況

統合レポート2020INTEGRATED REPORT

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  • ユニ・チャームの持続可能な成長ストーリー
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  • 事業別概況
  • ユニ・チャームグループのサスティナビリティ

事業別概況

国内において大人用排泄ケア用品「ライフリー」ブランドの中度・軽度商品及び「超快適」「超立体」ブランドのマスクを中心に高成長を継続し増収増益を実現した一方、2019年10月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が若干予想を下回り、また、それに伴う反動の戻りの遅れや物流費の高騰、九州新工場の稼働、中国向け越境ECの鈍化による工場の稼働率悪化などで収益性が悪化しました。

パーソナルケア事業

ベビーケア事業

事業の基本方針

日本
市場の成熟と少子化が進む中、革新的な新価値提案の継続と啓発活動を展開し、育児の負担軽減と笑顔あふれる育児生活の創造に貢献する。

アジア
所得水準の上昇に伴ってベビー用紙おむつの需要が高まる中、地域のニーズに応じた商品を投入し、健康で衛生的な育児環境の創出に貢献する。

〜紙おむつの普及率が高まった地域〜
国内で販売する高付加価値商品を投入し、快適な生活の創造と育児の負担軽減に貢献する。

〜紙おむつの普及率が低い地域〜
品質と価格のバランスに優れたエコノミータイプ紙おむつを核に販売エリアを拡大し、衛生環境の改善と育児の負担軽減に貢献する。

日本

日本
ムーニーちゃんとトイレトレーニング
技術革新による高付加価値商品や、経験価値創造により市場を活性化
日本市場における成熟化が進む中、継続的な技術革新による新価値提案により、市場シェアは上昇し、No.1を継続しています。
安全性と快適性を追求した「ムーニー エアフィット」と「Natural moony(ナチュラル ムーニー)」シリーズでは、「折紙工学」や「力学」を応用し、育児の習熟度に関係なく、誰でも上手に装着できる設計で育児ストレスを軽減する商品を発売しています。価格と機能性のバランスに優れた「マミーポコパンツ」シリーズでは、お子様に大人気の「ドラえもん」デザインを新しく追加し、デザインバリエーションを高めています。
また、ユニ・チャームは、増加する共働き世帯の負担軽減と笑顔あふれる育児生活の実現に向けて取り組んでいます。「トレパンマン」や「オヤスミマン」などのサブカテゴリーブランドでは、子どもが自分自身に自信をもち、周囲と信頼関係をつくる重要な発達時期にあたるトイレトレーニング開始時期にお役立ちいただけるよう無料配信している「ムーニーちゃんとトイレトレーニングアプリ」におねしょ対策のオヤスミマンモードを追加し、朝晩に子どもが進んでトイレに行きたくなる習慣づくりを支援する他、保育園向けにベビー用紙おむつの定額制サービスを開始しました。

アジア

中国

中国積極的なマーケティング投資により、「ムーニー」ブランドとコーポレートブランドを強化
「安心・安全・高品質」ニーズに応えるべくプレミアムブランドである「ムーニー」ブランドをeコマース(電子商取引)を中心に販売しています。また、消費者の価値観の変化に対応して多様なニーズに応じた商品展開を行った結果、ベビーケア事業の売上は回復傾向にあります。しかしながら、出生数の減少や現地メーカーの台頭による競争の激化によって短期間に販売数量の大幅な伸張は困難と判断し、減損損失を計上しました。今後はデジタル情報を活用しながら消費者の変化の兆しを捉えた商品展開に努め、業績の安定化を図ります。

インドネシア

インドネシア多様な消費者ニーズに応じた商品展開により市場シェアNo.1を継続
商品力のアップと高付加価値商品の強化により市場シェアはNo.1を維持しています。TV広告と連動した店頭露出によりブランドを育成するとともに、エコノミー商品からスタンダード、プレミアム商品まで、幅広い顧客層に対応して商品展開を行っています。

インド

マーケティング投資によって販売エリアを拡大し、安定的な高成長と収益性の改善を目指す
ユニ・チャームが強みを持つベビー用パンツタイプ紙おむつで2008年に参入して以来、順調に販売エリアを拡大し、市場成長を上回る2桁成長を継続しています。市場シェアは約38%まで上昇しNo.2となり、市場でのパンツ化比率は約97%まで上昇しています。インドは新興国の中でも紙おむつの普及率が低いため、パンツタイプ紙おむつで普及促進に努めながら安定的な高成長と収益性の改善を目指していきます。

タイ

タイ高付加価値商品展開により市場シェアNo.1を継続
2018年9月に買収したDSG International (Thailand) Public Company Limitedとのシナジー効果により売上高は順調に伸長し、市場シェアは約87%と圧倒的No.1を継続しています。高い商品力の「マミーポコ」ブランドと、お手頃価格の「Baby Love」ブランドの2ブランドを展開することにより、多様な消費者ニーズに対応しています。引き続き、新価値提案とDSGとのシナジー効果により安定的な成長を目指していきます。

ベトナム

ベトナムブランド浸透強化により市場シェアNo.1を継続
配荷エリアの拡大とユニ・チャームが強みを持つパンツタイプ紙おむつの普及促進に努めた結果、市場シェアは約42%とNo.1を継続し、市場でのパンツ化比率は約70%まで上昇しました。産院でのサンプリングなど、低月齢期を中心にブランド構築のための投資を積極的に行っています。また、競争が激化する中、現地の消費者をより理解した付加価値商品の展開を強化し、競合との商品の差別化を図りながら事業の成長を目指しています。

サウジアラビア

サウジアラビア販売チャネルの拡大と積極的な販売活動で市場シェアNo.1を獲得
積極的な販売活動により国内販売が好調に推移し、市場シェアは約47%とNo.1を達成した他、近隣諸国への輸出も伸長しています。サウジアラビアでは文化的、宗教的な理由により、就労環境なども含め女性の活動には多くの制約があります。そのような中、現地の文化を尊重しながらも女性に就労機会を提供し、女性の自立を支援したことなどもあってユニ・チャームのブランドイメージが向上し、高成長を実現しています。

ブラジル

ブラジルパンツタイプ紙おむつの展開で販売エリアを拡大し、2020年黒字化を計画
紙おむつの使用期間が比較的長いブラジルに2014年に参入して以来、積極的にパンツタイプ紙おむつの機能伝達と販売エリアの拡大に努めた結果、市場シェアも上昇しています。直近では、売上高が20%超の高成長を継続し、2020年12月期での黒字化の実現を目指しています。

ユニ・チャームの価値創造プロセスと重要課題

 

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