Japan

MENU

女の子と男の子のからだのしくみ

男女のからだの仕組みの違いについて学ぶ 男女のからだの仕組みの違いについて学ぶ

ホルモンのはたらきで、女の子のからだは女性らしく、男の子のからだは男性らしく成長します。そして、からだの変化は外側だけでなく、内側も大きく変わっていきます。女の子と男の子のからだのしくみや、成長についてちがいを見ていきましょう。

この記事が参考になったらを押してね 押してくれてありがとう!
参考になった! 参考になった!
集計中

このページをシェアしよう!

はじめてからだTV
「からだの変化って?」

女の子や男の子が大人のからだへ成長するときに、からだの外側と内側がどう変わっていくのかを見てみましょう。

この動画が参考になったらを押してね
参考になった!
参考になった!
集計中

女の子と男の子のからだの変化

女の子は、卵巣(らんそう)から分泌(ぶんぴつ)される女性ホルモンによって子宮(しきゅう)が発達(はったつ)すると、少しずつ女性らしいふっくらとしたからだつきになっていきます。

思春期になるとからだが大人に変化し、おりものや生理が始まります。 思春期になるとからだが大人に変化し、おりものや生理が始まります。

❶胸(むね)がふくらむ・わき毛が生える

❷骨盤(こつばん)が大きくなって、おしりがまるくなる・陰毛(いんもう)が生える

❸内性器(ないせいき)が発達し、おりものや生理がはじまる

からだのいろいろなギモンをチェック

「女の子のからだの疑問」

男の子は、精巣(せいそう)から分泌(ぶんぴつ)される男性ホルモンのはたらきで、男性らしいからだつきになっていきます。

男の子も大きくなるにつれからだつきや性器が発達していきます。 男の子も大きくなるにつれからだつきや性器が発達していきます。

❶筋肉(きんにく)や骨格(こっかく)が発達してがっしりする

❷声変わりして、のどぼとけが大きくなる

❸わき毛やすね毛、陰毛(いんもう)が生える

❹性器(せいき)が発達して精通(せいつう)が起こる

女の子と男の子の性器(せいき)のちがい

男の子と女の子のからだの内側では、脳(のう)や心臓(しんぞう)と同じように性器という器官が成長します。性器は、外側から見える外性器(がいせいき)と、からだの中にある内性器(ないせいき)にわかれています。それぞれの性器のちがいを比べてみましょう。

女の子の性器

生理を知るにはまずからだの中のしくみを知りましょう。 生理を知るにはまずからだの中のしくみを知りましょう。

❶子宮(しきゅう)

妊娠(にんしん)したときに、生まれるまで赤ちゃんを守って育てる大切なお部屋が子宮です。子宮の内側にある子宮内膜(しきゅうないまく)は、赤ちゃんが安心してねむれるように、おふとんの役目をしてくれます。

❷卵子(らんし)

新しい命のもと。約1カ月に1個のペースで排卵(はいらん)されます。精子(せいし)と出会った卵子は受精卵(じゅせいらん)になります。

❸腟(ちつ)

子宮の出口から、からだの外へつながっているところ。赤ちゃんはこの管を通って生まれます。また生理のときに出る経血(けいけつ)の通り道でもあります。

❹卵巣(らんそう)

生まれたときから卵子を蓄えているところ。左右にひとつずつあります。卵子を成長させたり、脳から命令を受けて女性ホルモンを分泌したりします。

❺卵管(らんかん)

膣から子宮の中に入ってきた精子を先まで運び、卵巣から送り出された卵子を受けとめます。ここで受精卵ができれば子宮に送ります。

男の子の性器

男性のしくみは女性のしくみと違うことを知っておきましょう。 男性のしくみは女性のしくみと違うことを知っておきましょう。

❶精巣(せいそう)/こう丸(がん)

精子や男性ホルモンをつくりだす工場(こうじょう)。左右にひとつずつあり、陰(いん)のうという袋(ふくろ)で大切に守(まも)られています。精巣では毎日数千万個(すうせんまんこ)もの新しい精子がつくられています。

❷陰茎(いんけい)/ペニス

おちんちんとよばれているところ。精子は陰茎(いんけい)の中にある尿道(にょうどう)を通ってからだの外に出ます。これを射精(しゃせい)といい、初めての射精を精通といいます。おちんちんは普段(ふだん)やわらかいですが、性的(せいてき)な興奮(こうふん)が起こったり、精子がたまると勃起(ぼっき)します。

❸精管(せいかん)

精巣から尿道をつなぐ精子の通り道。直径(ちょっけい)2〜3mmで、長さは30cmくらいです。

❹精子(せいし)

おたまじゃくしみたいな形で、大きさは0.06mmくらい。女性(じょせい)の膣(ちつ)、子宮(しきゅう)の中を通って卵管(らんかん)の先まで行って卵子(らんし)を待ちます。そこで卵子と出会えたら、受精卵(じゅせいらん)ができます。

思春期にからだが成長する理由

赤ちゃんができるには、男の人のからだの中でできる精子(せいし)と、女の人のからだの中にできる卵子(らんし)が必要です。そのため思春期になると、男の子のからだの中では精子をつくる準備がはじまり、女の子のからだの中では卵子をつくり、赤ちゃんを育てるための準備がはじまります。

男の子に精通が起こる時期と、女の子が初潮をむかえる時期はだいたい同じくらい。自分でも気がつかないうちに、男の子も女の子も大人のからだに向かってどんどん変わっていきます。それぞれのからだに起こる変化を正しく理解(りかい)しましょう。

ソフィガール アプリ ソフィガール アプリ

アプリを使えば次の生理がわかる!

「ソフィガール」 はじめての生理日管理

生理周期によってからだやこころの状態がわかるようになるから、生理日をチェックするのは大切なこと。自分の生理周期を知っておくと、いろいろ準備ができるから安心!

アプリをすぐにダウンロード

監修:

東京都済生会中央病院 産婦人科 西山紘子先生

このページをシェアしよう!

SPECIAL CONTENTS おすすめコンテンツ おすすめコンテンツ

MORE 関連 関連

  1. ソフィはじめてからだナビ
  2. Girls 生理初心者さんへ
  3. 生理(月経)の基本、からだの変化
  4. 女の子と男の子のからだのしくみ