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マネジメント体制

 

ユニ・チャームは、お取引先と緊密なコミュニケーションを図ることでさまざまなリスクを回避していますが、人権や環境に対する意識や規制の変化が激しく、世界中に展開するサプライチェーン上では、コミュニケーションに加えて、危機管理にも重点を置いた調達活動を推進しています。また、海外での新規取引開始にあたって、サプライヤーリスク評価を行い、適切な取引先かどうかを事前に判定しています。そして、取引が開始された後も定期的に労働環境モニタリングを行う一方、法令・社会規範の遵守、人権・労働への配慮など当社の調達に対する取り組み姿勢や考え方の理解・浸透を図り、環境、倫理面での協力を要請する体制を整えています。

また、ユニ・チャームグループは、「ユニ・チャームグループ人権方針」および「サスティナブル調達ガイドライン」に基づく持続可能なサプライチェーン構築を目指し、2018年5月より日本国内の生産子会社であるユニ・チャームプロダクツ株式会社およびタイ、インドネシア、台湾-大中華圏、中国、インド、サウジアラビア、ブラジル、韓国の現地法人が、Sedexへの加入を開始しました。Sedexは、サプライチェーンにおける労働実務(労働基準、健康と安全、環境、ビジネス倫理)に関するリスクを管理するための世界最大のプラットフォームを提供しています。2020年7月にはグループ一体でSedexに入会し、ユニ・チャームグループ全体でこれを運用する予定です。Sedex加入に先駆け2017年10月より自社工場および一部のサプライヤー工場でSMETA監査(Sedexが提供する監査スキーム)を定期的に実施し、社員の人権尊重と労働環境改善に取り組んできました。

  • ※SMETA (Sedex Members Ethical Trade Audit)監査とは、世界の大手小売・食品企業が参画し、グローバルサプライチェーンにおける企業倫理の向上を目的として策定された監査スキーム

サプライヤーリスク評価

新規サプライヤーには、「ユニ・チャームグループ人権方針」および「サスティナブル調達ガイドライン」をご理解いただき、独自に策定している新規サプライヤー評価表にてリスク評価を行っています。また、リスクの高い地域では事前に労働環境モニタリングを実施し、併せてリスク評価をしています。

既存のサプライヤーに対しては、毎年計画に沿って「定期サプライヤー評価」を実施しています。その評価結果に基づき定期的に「ユニ・チャーム サプライヤー アワード」を設定し表彰をしていますが、表彰式の場で評価項目や基準について説明することで、全サプライヤーの改善意識向上につなげています。

教育と浸透に向けた取り組み

セミナーの様子

「サスティナブル調達ガイドライン」をサプライヤーへ配布するとともに、ガイドラインの趣旨を説明し、サプライチェーン全体で持続可能な社会の実現を目指しています。

2016、2017、2018、2019年には、自社工場のみならず、物流倉庫やサプライヤーの工場へ赴き、調達に関するセミナーを開催し、教育・浸透、そして現場での安全衛生について共有してきました。9カ国(中国、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、ブラジル、韓国、日本、マレーシア)の自社工場17カ所、サプライヤー工場52カ所において、のべ527名に対してセミナーを実施しました。

労働環境モニタリングの取り組み

当社は、自社工場およびサプライヤー工場と連携しながら、労働環境モニタリングを実施しています。こうしたモニタリングにより、長時間労働や労働安全、賃金、建物の安全性に関わる課題を特定し、改善に向けた取り組みを促すことができます。工場における長時間労働についても対応しており、指摘が検出された場合は、指摘事項の詳細を確認し、工場と連携して適切な措置を講じています。社員の人権が尊重され、安全が守られた環境で、生産性や品質の向上を実現するために不可欠な取り組みです。当社はサプライヤーとの強固なパートナーシップに基づき、これに取り組んでいます。

モニタリングは、外部機関により新規取引前や取引開始後も定期的に行っています。2017年10月からはモニタリングプログラムをSMETA監査に統一し、グローバル基準でのモニタリングを実施し、効率的にリスクマネジメントしています。

定期モニタリング

現場指導の様子

外部監査員が自社工場およびサプライヤー工場を訪問してモニタリングを行います。モニタリングはオープニングミーティングに始まり、工場や食堂、寮など関連施設の視察、工場社員および構内協力会社社員へのインタビューや経営者との面談、必要書類の確認などを行います。最後にクロージングミーティングを開き、経営者に対してモニタリングで確認された指摘事項を説明します。後日、経営者に改善報告書の作成を求め、改善のコミットメントを得ます。

モニタリングの結果はA~Eの5段階で評価されます。モニタリングでB~E評価の指摘事項が確認された場合、当社は問題の根本原因の分析を行い、適切な改善計画策定を促し、問題を解決できるよう支援します。工場が所定期限内に改善できなかった場合には、現地工場に赴き、B評価以上になるように指導を行います。

モニタリングにて指摘事項が検出された場合には、工場とともに改善に取り組んでいます。

モニタリング評価の仕組み
 

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