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取り組み

 

人権・労働モニタリングの実施

ユニ・チャームグループでは、定期的にリスクの特定を目的として「サスティナブル調達ガイドライン」を用いて、サプライヤーのESG側面に対するモニタリングを実施し、法令遵守、労働環境(安全衛生、火災安全、ハラスメント、差別)、労働時間、賃金雇用、児童労働、環境保護などの状況について評価しています。リスクが検出された場合にはサプライヤーと一緒に改善へ取り組みます。

2019年度は、74のサプライヤー工場(目標対比100%)で実施しました。また、自社工場および構内協力会社に対して7カ国(日本、中国、タイ、インドネシア、インド、ブラジル、ベトナム)12工場で実施しました。2018年度から日本においてもモニタリングを開始し、自社工場3工場、サプライヤー工場7工場で行いました。

モニタリング時の指摘事例(中国:サプライヤー、ブラジル:自社工場、インド:サプライヤー)
対象国 評価
結果
不備項目 是正指導 改善結果
中国 D 勤怠記録不備と火災安全不備 法規制に沿った改善を訪問指導 セカンドフォローアップ監査で改善確認
ブラジル B 洗眼器の未設置 設置を指導 設置を確認
インド B 消火器の設置不足 法規制に沿った数の設置を指導 設置を確認

このうち、中国におけるモニタリング実施の概要は以下の通りです。モニタリングを通じて見出された改善すべき内容については、訪問指導による改善を要請し、その結果を確認しています。

  1. 事例 サプライヤー施設)中国 D評価
    ・定期モニタリング実施:2018年12月 D評価
    改善要請事項:出退勤の記録がなく勤務時間、給料明細の確認ができなかったため、タイムカードでの記録を要請。また、火災安全の不備(避難経路が狭い、非常口の施錠、非常灯の一部未設置、避難誘導灯の一部未設置)が確認されたため、改善を要請。
    ・フォローアップモニタリング実施:2019年4月 D評価
    ・訪問指導:2019年5月、7月
    改善要請事項:管理者がタイムカードのパンチングをしており、タイムカード記録と従業員インタビュー内容に齟齬があり、勤務時間、給料明細の確認ができなかったため、代理での出退勤記録のできない生体認証タイムカードでの記録を要請。また、火災安全不備(非常灯の一部未設置)が再度確認されたため、改善を要請
    ・セカンドフォローアップモニタリング実施:2019年10月 B評価

品質方針説明会の実施

日本での品質方針説明会
日本での品質方針説明会
中国での品質方針説明会

サプライヤーを対象に定期実施している品質方針説明会を2017年11月に開催しました。今回で12回目となる説明会では、当社の経営理念やCSRの取り組みに対する考え方、資材品質や資材物流、安全性、環境配慮、サプライチェーン・マネジメントの方向性の他、改訂した調達基本方針・サスティナブル調達ガイドライン、新たに制定した人権方針について説明させていただき、持続可能な調達に対する相互理解の醸成と連携した取り組みの強化に向けた情報共有を実施しました。

また、海外においても、2014年9月開催の中国における第3回目の品質方針説明会をはじめ、海外関係会社と各国サプライヤーとのミーティングを通じ、資材に関する幅広いテーマについてサプライヤーと連携した改善活動を推進しています。

品質改善の取り組み

品質方針説明会では、サプライヤーの改善意欲を高めるために、“サプライヤー アワード”を設定し5つの観点(品質安定性、安定供給、安全性、環境負荷、デリバリー)で評価し、優れた貢献をいただいたサプライヤーに対して表彰しています。

資材品質の安定性ついては、重点改善テーマを絞り込み、サプライヤーと集中改善を行うことで、改善のスピードを速める成果を上げています。今後この取り組みを拡大することで、より一層の資材品質改善に向けた取り組みを推進していきます。

また、当社では、サプライヤーへの品質監査を定期的に行っています。監査では、サプライヤーでの原料管理から出荷までの全工程に対して当社の要求事項が遵守されているかを確認し、不適合項目が発見された場合は、是正方法の提案を行っていただき、提案内容と改善の実施を確認し、次回の定期監査で定着状況を確認しています。監査から定着確認のサイクルを回すことで、資材の継続的な品質改善を実施しています。

 

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