1. 総合TOP
  2. サステナビリティ
  3. サステナビリティニュース一覧
  4. 2017年
  5. 低炭素杯2017 京都府立桂高等学校TAFS「地球を守る新技術の開発」研究班 がユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞を受賞

2017年02月23日

低炭素杯2017 京都府立桂高等学校TAFS「地球を守る新技術の開発」研究班 がユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞を受賞

次世代に向けた低炭素な社会の構築を目指し、企業や団体などの取り組みを表彰する「低炭素杯2017」において、京都府立桂高等学校 TAFS「地球を守る新技術の開発」研究班が当社の「最優秀エコチャーミング賞」を受賞されました。

 低炭素杯は地球温暖化防止に関する活動をしている企業や地域団体、学生らの優れた取り組みを表彰する制度です。今年は全国から951団体が応募され、厳正な審査を経て選ばれた学校・非営利団体・企業・自治体等の多様なファイナリスト26団体が2月16日に低炭素杯2017会場でプレゼンテーションを行いました。当社は環境への貢献度、発表のチャーミング度、そして社会貢献への発展性を評価して、京都府立桂高等学校 TAFS「地球を守る新技術の開発」研究班 ~生体鉱物(MAP)を活用した革新的な堤防維持管理技術の開発~ を「最優秀エコチャーミング賞」として表彰しました。

 受賞された京都府立桂高等学校のTAFSとはTraining in Agriculture for Future Scientists の略で、農業分野におけるスペシャリスト養成を目的としたプログラムとして展開されており、「地球を守る新技術の開発」研究班はその中の一つとして活動されています。昨今のゲリラ豪雨や異常気象が続く日本の河川管理の重要性は増しており、河川堤防の多くは緑化されていますが河川環境の保護から除草剤が使えず、手作業で管理しているため河川管理費の4割は除草に充当しています。本活動は下水処理場で汚泥からリン・アンモニアを取り除くときに結晶化する生体鉱物MAPを活用することで、緑化環境に影響することなく大幅にその除草費用を削減する革新的な取組みです。

また、本活動は2017年夏にスウェーデンで開催される水環境問題をテーマにしたストックホルム青少年水大賞への出場が決定しており、当社も応援していきたいと考えています。

このページをシェアする