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地球温暖化対策の取り組み

 

生産現場における省エネルギー活動を通じたCO2削減活動

ユニ・チャームグループの生産現場では省エネルギー目標(前年原単位比CO2削減率1%)を達成するため、省エネルギー会議を年6回開催しています。各工場の省エネルギー担当者が集まり、事例紹介や討議を繰り返しさまざまな案を検討しています。会議で共有した内容を各工場で実践し報告するなど、グループ全体でPDCAを回しながら省エネルギー目標の実現に尽力しています。

【日本】商品を通じたCO2の削減活動の取り組み

環境配慮型商品の体系

ユニ・チャームでは、環境目標の中に環境配慮型商品比率を設定し、環境を意識した商品開発に取り組んでいます。2005年度を基準年としてライフサイクルで環境負荷低減を実現できているか評価し、環境性能が向上した製品を「環境配慮型商品」と定義しています。2016年度は、環境配慮型商品比率目標75%に対し78%を達成しました。2017年度は、さらなる拡大を目指します。2013年度からは、設計段階から商品の環境配慮状況を随時、確認しています。

また、「環境配慮型商品」の概念をさらに発展させて持続可能な社会への適合を推進する上位商品を、「エコチャーミング商品」として定義しています。この基準をクリアした商品も現在では132品目に上ります(本年度より、パーソナルケア商品に加えてペット用商品、業務用商品に対しても認定を行いました)。

今後も、環境配慮型商品のさらなる導入による調達資材のCO2排出量削減や、使用後廃棄時のCO2排出量削減を推進していきます。

エコチャーミング商品の一例
事例 生理用品

夜用ナプキン「ソフィ超熟睡」ブランドから新発売した「ソフィ超熟睡 極上フィットスリム」では、従来の「ソフィ超熟睡ガード」と比較して厚さ3分の2というスリム化を実現しました。これにより、重量を従来品比84.0%に抑え、製造や流通工程などで排出されるCO2を82.4%にまで削減しています。

ソフィ超熟睡
極上フィットスリム(右)

【日本】サプライチェーンを通じたCO2排出量削減の取り組み

世界で最も広く利用されているGHG(温室効果ガス)算定基準である「GHGプロトコル」に準拠して、ユニ・チャームグループ(日本)のCO2排出量の試算を行っています。

この基準に従った試算の結果、46%が資材調達時に、31%が使用後製品の廃棄時によるものでした。昨年と比較して売上・生産量ともに増加しているにも関わらず、CO2排出量は12%削減することができました。今後も低炭素社会の構築に向けた活動に取り組みます。

  • ※米国の環境NGO「世界資源研究所(WRI)」と国際的企業200社からなる会議体「持続可能な発展のための世界経済人会議」が中心となり、1998年、GHG(温室効果ガス)排出量算定と報告の基準を開発するための会議「GHGプロトコルイニシアチブ」が発足しました。
    2001年に「GHGプロトコル」第1版が発行されて以来、GHG算定基準の世界標準となっています。
スコープ別CO2排出量の推移
スコープカテゴリー排出量(千t-CO2
スコープ1 29
スコープ2 141
スコープ31購入 520
2資本財 40
3その他燃料 3
4上流輸送 47
5事業廃棄物 1
6従業員の出張 1
7従業員の出勤 1
8上流のリース資産 1
9下流輸送 該当なし
10製品の後加工 該当なし
11製品使用時 該当なし
12製品使用後廃棄 345
13下流のリース資産 該当なし
14フランチャイズ 該当なし
15投資 該当なし
スコープ3合計 958
スコープ1、2、3合計 1,127
  • ※本年度からの変更点
    • スコープ3 カテゴリー1 ペットフード追加
    • 4 ペット事業追加
    • 6 従業員一人当たりの排出原単位を利用

「CDPジャパン500」で気候変動情報開示に関する評価を獲得

CDPの気候変動に対する取り組みに賛同し、FTSEジャパンインデックスに該当する企業を基本に選定した500社対象の調査に協力しています。2016年度はA-の高い評価を得ることができました。これはユニ・チャーム全体で気候変動に対するPDCAのサイクルが高いレベルで機能し、ステークホルダーに対する情報開示を進めている点が評価されたものです。今後はより一層気候変動に配慮した活動を推進していきます。

  • ※Carbon Disclosure Project:グローバルに環境に関する調査実施、情報開示を行い、持続可能な社会の実現を図る国際NGO。

【日本】低炭素社会の構築に向けた取り組みを表彰

「低炭素杯」は、次世代に向けた低炭素社会の構築を目指し、多様な主体が取り組む、地球温暖化防止に関する活動を表彰する制度です。全国の優れた取り組みのノウハウや情報を共有し、さらなる活動への連携や意欲を創出する同制度は、今年で7年目を迎えました。

ユニ・チャームは、「低炭素杯」の取り組みに賛同し協賛企業として、企業・団体賞「ユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞」を設けました。

「低炭素杯2017」では、ファイナリスト26団体のプレゼンテーションを審査した結果、河川の緑化環境に影響しない生体鉱物MAPを活用し除草費用削減に取り組む京都府立桂高等学校TAFS「地球を守る新技術の開発」研究班を同賞に表彰しました。

【日本】「エコプロ2016 環境とエネルギーの未来展」に出展

2016年12月、東京ビッグサイトで開催された「エコプロ2016 環境とエネルギーの未来展」に出展しました。本年は、「紙おむつのライフサイクルと紙砂®の製造方法」「使用済み紙おむつのリサイクルシステム」「パンツ型紙おむつの軽薄化とエコチャーミングマーク商品」「CSR活動の紹介」の4つのテーマについて展示・説明を行い、多くのステークホルダーにユニ・チャームの環境に対する取り組みを紹介することができました。

  • ※「使用済み紙おむつの再資源化の取り組み」についてはCSR重要テーマ3をご覧ください

【タイ】工場における廃棄物削減の取り組み

当社の海外現地法人である、ユニ・チャームタイランドでは、工場の製造工程から出る規格外製品を破砕・分別する設備を導入し、発生した廃棄物全体の90%以上をペット用吸収材などにリサイクルしています。過去からのリサイクル活動と併せて、埋立廃棄物ゼロを実現しています。

 

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