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2020年1月1日

2020年 年始のご挨拶

ユニ・チャーム株式会社

代表取締役 社長執行役員 高原 豪久

 

 

◆◆◆「理想のありたい姿=善」を描き、共生社会の実現に

貢献することを目指して◆◆◆

 

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 旧年中は、皆様より格別なるご支援とご厚誼を賜り、心より御礼申し上げます。

 2020年の年初にあたり、ご挨拶をさせていただきます。

 昨今、機関投資家と面談をする機会を得て感じますのは、社会的意義のある事業を中心に活動し、且つ中長期的に成長する能力を有する企業を求めているということです。急速に注目されてきたESG投資では、中長期的な成長力をもっているかどうか、提供している価値が将来にわたって世の中に有用なものなのかが厳しく評価されています。その観点から、SDGsSustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を実現し得る事業モデルを構築することが可能な企業かどうかは、中長期的な成長機会を見出す能力があり、且つそれを実現する能力があることを業績で証明できなければなりません。

SDGsでは、例えば気候変動や食糧危機、再生可能エネルギーといったものから、女性活躍や働き方改革のような身近なテーマや地方活性化に関連するコンパクトシティといった、世の中に存在する様々な課題が提起されており、それぞれのゴールにおいて地球全体で考えることが重視されています。自国や住んでいるエリアの利害だけでなく、同様の課題を抱えている他国や他地域の人々にも役に立つ取り組みへと発展させるという考え方が重要で、地球規模での取り組みによって一人ひとりが地球全体の持続可能性向上に貢献するという意識が考え方の本質です。

現状の延長線上から未来を推測するのがフォアキャスティングの考え方ですが、現状の延長線上には持続可能な社会は存在しません。SDGsでは、はじめに理想の未来を描き、その実現のために必要なイノベーションに取り組んでいくバックキャスティング をより重視しています。バックキャスティングは我々の行動の中身を大きく変えていきます。目的やゴールを最初に考えて、そのために最も重要な課題に取り組みますので、優先順位が全く異なってきます。

当社はSDGsを会社の“Purpose(目的)”にします。そしてPurposeを、「MissionVisionValue」の3階層で考えてMissionは「共生社会の実現」です。人やペットとだけではなく地球環境と共生する社会の実現こそが当社のMissionです。ではそれをどうやってやるか、を表すものがVisionですが、それが「NOLADOLA」です。NOLADOLA とは、Necessity of Life with Activities & Dream of Life with Activitiesの頭文字をとったもので、NOLAは課題解決、DOLAは夢や理想といった課題提起の領域です。不快なものを快適にする技術をコアコンピタンスとする企業Visionです。そしてその根底にあるValueとは、グローバルで組織全体に浸透した「共振の経営」というマネジメントモデルです。

企業にはそれぞれ独自のPurposeがあります。経営者の役割として、SDGsという切り口から自社の存在意義ともいえるPurposeを読み解き直してそれを明確に説明することが重要だと思っています。SDGsに貢献する方法は多種多様です。誰もが貢献できるし、貢献すべきです。当社が取り組む「使用済み紙おむつリサイクル事業」による循環型製品やサービスは、特別な存在ではなく普通に“使用され続けて”、人の生活の中に浸透されなければなりません。持続可能な開発目標であるSDGsを自社のゴールとする限りは、照らし合わせて一致する当社のコミットメントについて社内外に積極的に発信します。もちろんこれまでも重視してきたことでありますが、取り組むべき内容をSDGsの観点から洗い直し、より具体的に“世界の共通言語”で捉えてまいります。

これからは“課題解決”よりむしろ“課題提起”できる人や企業が重視される時代になると確信しています。“課題提起”するきっかけは“相手”の立場に立って発想することであり、前述したバック キャスティング発想が必要です。そして価値創造の土台が機能価値から経験価値へ、言い換えれば“モノ”から“コト”へ、そして“ココロ”へと顧客志向をぶつけるターゲットがレベルアップしていくことに対して、SDGsPurposeとすることは理に適っていると思います。

当社が提唱したいライフタイムバリューの最大化とは、卓越した信頼を生む【善】の製品化にあります。その中身を具体化し、顧客を徹底的に理解することで、理想的なカスタマージャーニーを顧客と一緒に創造し導くこと、それに向かってベクトルを合わせ、組織一丸となって邁進する「共振の経営」で、より普遍的な社会の豊かさ、つまりグローバルで世の中全体に多くの【善】を生み出す源泉のような会社でありたいと思います。【善】とはグローバルで普遍的な人生の目的であり、【善】とは生きる意味であり、【善】とは自己実現の理想の姿です。当社では、年末に翌年への決意を漢字一文字に込めて発表し、世界共通の価値観として共有することにしております。2020年の当社の漢字は【善】といたしました。

皆様におかれましては、本年も旧に倍するご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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